冨永総長が台湾を訪問 3大学との連携協議と台湾同窓会総会に参加しました

台北医学大学シンポジウムでの集合写真:TMUウー学長(中央左) TMUチェン理事長(中央右) 冨永総長(中央) Group picture from the international joint symposium hosted by TMU

2025年9月10日(水)~9月12日(金)にかけて、冨永悌二総長はじめ、植木俊哉理事・副学長、今村文彦副学長、中川敦寛副理事らが台湾を訪問しました。

 

訪問初日となる9月10日には、協力実績を積み上げてきた国立陽明交通大学のチー-ホン・リン学長との面会を行いました。冨永総長は、昨年12月のリン学長の本学訪問以来の再会を歓迎し、半導体分野での協力をはじめとする両大学の一層の連携強化に向けた意見交換を行いました。

その後、一行は、東北大学台湾同窓会 社団法人設立総会・懇親会に出席しました。約50名の同窓生や関係者が集った会の冒頭、冨永総長は挨拶の中で、台湾同窓会の法人設立へのお祝いを述べるとともに、東北大学の発展には同窓生の協力が不可欠であり、日本との架け橋である台湾同窓生の活動をより一層支援したいと話しました。その後の懇談では、様々な分野からの参加者による東北大学への思いに熱心に耳を傾け、今後の台湾との協力の強化に向けた情報交換を行いました。

 

9月11日には、台北医学大学で開催された「プレシジョンヘルスシンポジウム」に参加し、冨永総長が開会の挨拶を行いました。東北大学を含む5大学共同で開催された当シンポジウムでは、本学から6名の教員が登壇し講演を行いました。東北大学と台北医学大学は、医学分野での長年の連携があり、シンポジウムと並行して行われた冨永総長とマイ-ツー・ウー学長との会談では、更なる連携強化を目指すことに合意しました。

同日午後には、冨永総長らは国立台湾大学を訪問し、ウェン-チャン・チェン学長らと、両大学の戦略的分野での研究協力の強化や、学生交流の促進に向けた今後の具体的方策について、活発な意見交換を行いました。その後、大学間協定・学生交流協定の更新、ならびに、今年度から新たに開始するジョイント・シードファンドの署名式を行いました。一行は引き続き、同大学の癌センターを訪問し、同センター長からセンター内の施設の案内を受けました。

今回の訪問を契機に、両大学との更なる協力関係の発展が期待されます。

 

最終日となる9月12日には、同窓生を通じた協力が深い国立台北科技大学を訪れ、学内施設の見学に引き続き、シー-フー・ワン学長らとの会談を行いました。同大学とは2018年以降、本学多元物質科学研究所と国立台北科技大学の工程学院を中心に毎年共同シンポジウムを開催する等、研究交流を重ねていますが、会談では、今後は学生交流も含めた研究・教育両面の交流を一層活発に行うことを協議しました。

 

国立陽明交通大学学長との面会:NYCUリン学長(中央)冨永総長(右)

 

国立台湾大学での大学間協定等署名式:NTUチェン学長(右) 冨永総長(左)

 

国立台北科技大学にてワン学長と:NTUTワン学長(右) 冨永総長(左)

 

問い合わせ先:

グローバル戦略室

TEL:022-217-6311

Email: kokusai-c*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)