
6月20日(金)、フランス国立科学研究センター(CNRS)のアントワーヌ・プティ理事長らが東北大学を訪問し、冨永総長をはじめとする本学執行部および教員と会談しました。
冨永総長は、CNRS、INSA Lyon、Centrale Lyonとの共同で推進してきたジョイントラボ「ELyTMaX」および研究ネットワーク「ELyT Global」を通じ、これまでに149編の共著論文、20件の招待講演、15人を超えるダブルディグリープログラム博士の輩出、150件以上の国際会議発表など、国際共同研究の顕著な成果を挙げてきたことに言及するとともに、また、ELyT Globalを通じた次世代研究者の育成にも貢献してきたことを紹介し、CNRSとの連携の更なる深化への期待を述べました。
プティ理事長は、シンガポール政府による国際研究拠点CREATEを活用し、両機関が参画するプロジェクトが昨年始動したことに触れ、燃焼、材料、災害科学、高度医療など共通の強みを生かした今後の大規模連携への期待を表明しました。
一行は会談に加え、ELyTMaX、流体科学研究所、材料科学高等研究所(AIMR)、未来科学技術共同研究センター・千葉晶彦教授研究室、変動海洋エコシステム高等研究所(AIMEC)、ナノテラス、学際科学フロンティア研究所を視察しました。
今回の訪問を契機に、東北大学とCNRSは、研究・教育両面におけるさらなる連携強化が期待されます。
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