2025年5月19日からの5日間、フランス レンヌ大学において、国際と図書館、財務業務担当教職員を対象に、知識共有とネットワーク構築を目的とした研修プログラム International Staff Weekが開催された。
本研修は国際、図書館、財務の3分野におけるベストプラクティスを共有し、ネットワークを築くことを目的としたものである。今年は、イギリス、カナダ、ノルウェー、ドイツ、スペイン、チェコ、イタリア、ハンガリー、ポーランド、ジョージア、ウクライナなどの国々から総勢47名が参加し、アジアからは唯一東北大学が参加した。
東北大学から国際分野及び図書館から2名が参加し、非英語圏における高等教育機関の国際化やオープンサイエンスにおいて図書館が果たす役割について学びを深めた。これは、本学の包括的国際化を推進するスタッフ育成に寄与するものである。
レンヌ大学とは、1995年の経済学研究科の部局間学術交流協定締結を契機に学術交流を開始し、2000年には大学間学術交流協定を締結した。物理や化学などの分野でも長年にわたる協力関係を築いており、今後は事務レベルも含めた様々な交流が期待される。

