日伯学長会議に田中陽一郎総長特別補佐が出席しました

2025年1月31日(金)、ブラジル・サンパウロ大学にて日伯学長会議が開催され、東北大学から田中陽一郎総長特別補佐が出席しました。本会議は、ブラジル・日本外交関係樹立130周年記念行事の一環として、サンパウロ大学と筑波大学の共催で初めて実施されたもので、日本側10大学、ブラジル側11大学および両国の政府関係機関等から約60名が出席しました。

会議では、「地球規模課題の解決に挑む日本とブラジルの大学の役割」という議題のもと、研究連携と学生交流に関する5つの分科会で議論が行われました。このうち田中総長特別補佐は「サイバーセキュリティとAI」および「相互学生交流と言語学習」の分科会に出席し、共同研究を行ううえでのサイバーセキュリティの確立や学生交流における考え方などに関して本学の方針や状況を紹介しました。会議の最後には、各分科会の総括が行われたほか、両国の学術連携や学生交流の促進および地球規模課題解決に向けた共同貢献や今後の持続的な協力関係構築などを確認する共同宣言が採択され、会議は盛況のうちに終了しました。

また、会議に先立ち、1月30日(木)には在サンパウロ日本国総領事館主催のレセプションが開催され、駐ブラジル日本国大使や在サンパウロ日本国総領事のほか、会議参加大学やブラジルの政府機関および日系組織等から多くの関係者が参加し、活発な交流が行われました。

【集合写真】
【分科会の様子】
【分科会後の記念撮影】