10月6日、京都で開催されたSTSフォーラム2024に植木俊哉理事・副学長が出席しました。
10月6日にSTSフォーラム2024のセッションの1つとして開催された大学学長会議において、植木理事は、世界各国・地域から参加した53大学の学長らと、「リアルタイム技術が高等教育に与える影響」というテーマのもと、急速に進展するICT技術などのテクノロジーが教育活動に与える影響や、両者の共存を図る中での大学の持つ役割や意義などについて議論を行いました。
加えて植木理事は、STS会期中、ニューカッスル大学のASEAN担当CEO、カナダ先端研究機構(CIFAR)CEO、ダラム大学アソシエイト副学長、フランス国立科学研究センター(CNRS)理事長、チャン・ザッカーバーグ・イニチアチブ科学部門長らと個別に面談を行いました。CIFARとの面談には小谷元子理事・副学長、CNRSおよびチャンザッカーバーグ・イニシアチブとの面談には杉本亜砂子理事・副学長が同席する形で、新たな協力関係の構築や、今後のさらなる連携の発展について協議が行われました。
また本学からは、大野英男総長特別顧問がフォーラム最終日の全体会合に登壇し、「S&T 教育」分科会下で開催された3部会(それぞれ「包括性と多様性を伴った新世代の科学者養成」、「教育におけるAI」、「科学の信頼性の発信」がテーマ)の総括を行いました。
※STSフォーラム
世界各国の科学者、政治家、経済人、ジャーナリストが一同に会して科学技術と人類の未来に関して議論し、人類の発展と調和した科学技術の適切な発達に寄与することを目的として設立されたNPO法人。毎年10月に京都にてフォーラム(STSフォーラム)を開催し、世界から関係者約1,000名が参加している。
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