(左から、日米教育委員会キム事務局長、植木理事、中田教授)
7月19日(金)、日米教育委員会からジェフリーJ. キム事務局長らが訪問し、植木理事・副学長、中田俊彦教授との面談を行いました。
冒頭、植木理事は、東北大学がこれまでに多くのフルブライターを輩出してきたことに触れました。また、第15代総長の石田名香雄教授が、フルブライト奨学金を受けて米国留学したことが、その後の研究成果につながったことを紹介しました。
1952年に開始されたフルブライト・プログラムは、日米間の教育交流の柱としての役割を果たしてきました。大学院留学及び大学院博士論文研究プログラムに関して、2025年度募集より、1年目の授業料の給付上限額が撤廃され、全額給付となり、また、人文・社会科学分野に加え、理工系分野も対象になることで、支援がさらに充実します。キム事務局長は、若い世代にとって留学経験がキャリア形成において重要であり、フルブライト奨学金の活用が、米国留学の有力な実現手段であることを強調しました。
面談後には、本学の学生らを対象としたフルブライト奨学金・大学院留学に関する説明会が行われ、日米教育委員会事務局より、米国留学の魅力や奨学金の応募に際しての重要なポイントについて、具体的に紹介されました。また、説明会に講演者の1人として登壇したグローバル・ラーニングセンターの新見有紀子講師は、フルブライト奨学金を活用した自身の留学経験について語り、留学がキャリア形成においていかに有益であるかを強調しました。
(フルブライト説明会の様子)