日韓学長会議に植木俊哉理事・副学長が出席しました

【集合写真】

2024年5月9日(木)、韓国・ソウルで開催された日韓学長会議に、植木俊哉理事・副学長が出席しました。日本側から23機関、韓国側から29機関が参加し、「新しい時代に向けた日韓共同の歩み」をテーマに、教育分野における両国の協力関係強化に関する活発な議論が交わされました。

冒頭、韓国大学教育協議会(KCUE)のPark Sang-Gu会長(中央大学校学長)、韓国教育財団のKim Gheewhan会長から開会の挨拶があり、その後、Lee Juho教育部副長官(韓国教育省)及び国公私立大学団体国際交流担当委員長協議会(JACUIE)の湊長博会長(京都大学総長)から来賓の祝辞が述べられました。

続いて、江原大学校のKim Heon Young学長及び北海道大学の寳金清博学長がそれぞれ基調講演を行い、その後、「ナショナルソフトパワーとしての大学の役割」、「共同研究(R&D)、人材育成を中心とした産学連携」、「二国間高等教育における留学生交流促進への提言」をテーマとした3つのセッションが開催されました。

会議全体を通じ、少子高齢化・若年人口の減少、都市部への人口集中による地域間の格差や将来的な大学存続危機など、共通の課題に日韓両国が直面していること、2025年に国交正常化60周年の節目を迎えるにあたり本学長会議の重要性が一層増していることなどが述べられました。