2024年2月28～29日、ロレーヌ大学と本学が実施する共同研究ファンドの採択プロジェクトの成果報告等を行う共同会議2024を開催し、ロレーヌ大学からHélène Boulanger学長を始めとする代表団が来学し参加しました。
本学とロレーヌ大学は2018年に大学間学術交流協定を締結し、スピントロニクス、数学を中心に、学際的な人文科学・ロボット工学・健康、材料科学・工学の分野で共同研究を行ってきました。2020年からは共同研究マッチングファンドを立ち上げ、両大学の共同研究の深化と発展を支援してきました。
パンデミックが明けて初めての今回の来訪では、2月28日に共同会議 2024のMatching Fund Projects’ Progress Reportsでマッチングファンドに採択された共同研究プロジェクトの進捗状況等の報告があり、 オンラインのみでの活動期も含め、両大学による共同研究が順調に進んでいることが確認されました。 また、Matchmaking Sessionでは、両大学での新たな分野やプロジェクトの連携の可能性を探究するために、材料科学、法学、人文社会科学分野から新たな研究の紹介も行われました。
Joint Conferenceの閉会時には、先に行われた学長会談での合意に基づいた両大学の今後の協力体制について、来年度からこれまで連携を進めてきた分野の共同研究を引き続き支援していくこと、そして共同研究分野を拡大する可能性を模索していくために新規マッチングファンドプロジェクトを募集する計画が言及されました。
本ConferenceにはBoulanger学長や大野英男総長をはじめ、30名の研究者や大学院生が参加しました。
翌29日には、前日に両大学相互に研究紹介をした新たな分野での研究について、研究交流会も行われました。同日に並行して、大学の国際化をテーマとして、両大学の国際連携担当執行部および担当部局によるManagement Workshopが行われ、互いに好事例を紹介するなど、非英語圏である両大学の課題の類似点と地域差による相違点など活発なディスカッションが行われました。
今回の交流イベントを通じ、両大学の今後のさらなる連携の深化や展開が期待されます。
問い合わせ先：
国際連携部国際企画課国際連携コーディネーションチーム
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