2016年9月29日(木)~30日(金)、ドイツのカールスルーエ工科大学で開催された第5回日独6大学長会議(HeKKSaGOn)に里見進総長、植木俊哉理事が出席しまし た。
開会式では、カールスルーエ工科大学のHolger Hanselka学長、カールスルーエ市のWolfram Jäger第一市長に続き、前回の学長会議開催校代表として本学の 里見進総長が挨拶を行いました。8つあるワーキンググループからの活動報告では、そのうち3つのグループで本学の研究者が登壇し、それぞれ活動状況の報告 を行いました。また、日独6大学の各学長より、今回のテーマ「Fostering Student Mobility to shape tomorrow’s Researchers and Innovators」に沿った各大学の戦略や取組が紹介されました。
2日目のClosed President Meetingでは、HeKKSaGOnのこれからの方向性や活動に関し多くの議論が交わされ、大会の最後には、その内容を取りまとめた共同声明の発表、並びに全学長による声明文書への調印式が執り行われました。
今回の学長会議では、初の試みとなる学生ワークショップが開催され、本学からも2名の大学院生が参加しました。ワークショップでは、日独の学生が、HeKKSaGOnが学生や若手研究者に果たす役割などを議論しました。また、全体会議において、学生からHeKKSaGOnへの提言が発表されるとともに、参加学生と学長の質疑応答が行われました。
次回の第6回学長会議は、2018年春に大阪大学で開催される予定です。
(トップ写真) 左から、ハイデルベルク大学Eitel学長、京都大学山極総長、カールスルーエ工科大学Hanselka学長、本学里見総長、ゲッティンゲン大学Beisiegel学長、大阪大学西尾総長 (提供:カールスルーエ工科大学)
* 写真提供:カールスルーエ工科大学