2023年11月13日~16日、スウェーデンのウメオ大学において MIRAI 2.0 Research & Innovation Week 2023 が開催されました。MIRAIは、研究、教育、イノベーションと次世代育成を通じて日本とスウェーデンの大学をつなぐことを目的に2017年から開始されたプロジェクトであり、現在、日瑞の20大学が参画しています。
本イベントは、プロジェクト第二期である「MIRAI 2.0」の活動の集大成として開催され、オープニングセレモニーでは、冒頭に本イベントのホスト校であるウメオ大学のハンス・アドルフソン学長 と現在MIRAI 2.0の幹事校を務めている名古屋大学 水谷法美 副総長が挨拶しました。続いて、スウェーデンのエバ・ブッシュ・エネルギー・企業・産業担当相兼副首相 と清浦 隆 文部科学省科学技術・学術政策局担当審議官 から寄せられたビデオメッセージが放映されました。また、クリスティーナ・サンディン・ジョンソン シェレフテオ市管理部長が、シェレフテオ市が取組むレジリエントで持続可能な社会づくりについて基調講演を行いました。
本学からは、分科会の委員となっている教員4名(国際放射光イノベーション・スマート研究センター 高田昌樹教授、多元物質科学研究所 本間格教授、歯学研究科 高橋信博教授、情報科学研究科 湯田恵美准教授)を含む研究者8名が対面で参加し、MIRAI 2.0が取り組む、高齢化、人工知能(AI)、材料科学、イノベーション&アントレプレナーシップといったテーマごとに開催されるセッションにおいて、講演や研究成果の発表、ワークショップ等を行いました。
会期中にはMIRAIの意思決定機関である総会が開催され、植木理事・副学長が出席しました。総会では、2024年1月から開始するMIRAIの新たなフェーズにおける活動の方向性について活発な議論が交わされました。
また、11月17日にはストックホルムにおいて一般公開イベントMIRAI Open Dayが開催されました。本イベントには大学のみならず産業界からもスピーカーが招かれ、「持続可能な明日の共創 」をテーマに講演やパネルディスカッションを行いました。イベント終了後には、在スウェーデン日本大使公邸主催のレセプションも開催され、本学を含む日瑞のMIRAI加盟大学関係者が参加しました。
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(総会の様子)
(閉会式で進行役を務めた植木理事・副学長)
問い合わせ先:
国際連携部国際企画課国際連携係
TEL:022-217-6182・5578
E-mail:kokusai-k@grp.tohoku.ac.jp