駐日フランス大使から科学技術担当官が本学を訪問しました

【左からボルド科学技術アタッシェ、ギルマンオフィサー(フランス大使館)、小谷理事・副学長、植木理事・副学長】

2023年9月1日(金)、駐日フランス大使館のジャン=バティスト・ボルド科学技術担当官が来訪し、小谷理事・副学長、植木理事・副学長と面談を行いました。

植木理事・副学長は、ボルド科学技術担当官の訪問を歓迎するとともに、本学の最先端の研究や施設について紹介しました。本学とフランスとの大学間協定の数は、大学間学術交流協定25機関、部局間学術交流協定24機関と欧州で最も多く、フランスCNRS及びリヨン大学との研究連携の枠組みであるジョイントラボ(ELyTMaX)の取組をはじめ、活発な交流が積み重ねられていること、また、本学に在籍するフランスからの留学生は、アジア以外からの留学生数としては最多であることを挙げ、本学とフランスの交流をさらに深めていきたいと語りました。

次世代放射光施設「ナノテラス」について、小谷理事・副学長から、同施設に出資した企業で形成する有志連合「コアリション」に基づく制度を導入しており、コアリションメンバーに加入した機関は施設の利用権を得るとともに、研究者との連携によってその知見の活用が可能であり、この制度により、ナノテラスを媒介とする様々なイノベーションの実現が見込まれることが述べられました。

ボルド科学技術担当官は、フランス大使館科学技術部のサービスやミッションに触れつつ、今後の両国の学術機関の関係強化の重要性について述べました。

面談後、一行は金属材料研究所を訪れ、佐々木孝彦所長より、研究所の概要について説明を受けました。その後、淡路智教授から、世界で5か所しかない定常強磁場施設の一つである強磁場センターの紹介を受けました。

【佐々木所長、淡路教授との面談】 

【強磁場センターの見学】

次に、材料科学高等研究所(AIMR)に移動した一行は、折茂慎一所長の歓迎挨拶に続き、西山信行研究支援部門長から研究所概要の説明を受けました。その後、Hao Li准教授から最新の研究成果を聞き、光電子固体物性研究室の佐藤宇史教授(材料物理グループ)の研究室を見学しました。

【AIMR正面玄関前にて】    

【佐藤宇史教授の研究室見学】

続いて、一行は情報科学研究科を訪問し、加藤寧研究科長から研究科概要の説明を受けました。その後、坂口慶祐准教授による自然言語処理学分野及びフランス人留学生(国立応用科学院リヨン校)による知能制御システム学分野に関する研究発表を聞きました。ボルド科学技術アタッシェからAIに関する質問がなされ、活発なディスカッションが行われました。

【研究発表の様子】

その後、一行は片平キャンパスへ戻り、ガエル・セバルド教授(国立応用科学院リヨン校)の案内で、ElyT MaXの研究室を訪れました。

今回の訪問が、今後の本学とフランスの今後の教育・研究交流の更なる発展に寄与することが期待されます。