Washington State Tech Mission to Japanのピッチイベントが開催されました

2022年4月にMoUを更新し第2期を開始した、本学と米国・ワシントン大学が共同で設置するアカデミックオープンスペース(University of Washington-Tohoku University : Academic Open Space)*(以下、AOS)では、スタートアップ支援、ヒューマン・レジリエンス、化学等の分野における交流・連携を推進しています。

今般、スタートアップ支援の取組の一環として、2023年6月7日(水)に米国ワシントン州政府商務省 (WSDoC)との共催で、2023 June Washington State Tech Mission to Japanとして来日した、米国シアトル周辺地域を拠点にAIなどのイノベーションを開発する最先端スタートアップ企業11社によるピッチイベントを開催しました。

AIの首都と呼ばれるシアトルでは、アマゾン、マイクロソフトに代表されるクラウドやAIの大手が本拠を置き、ワシントン大学などによりイノベーションのエコシステムが形成され、グローバルスタンダードを目指す多くのスタートアップが興隆しています。これらスタートアップの多くはB to B (Buiness to Business) のテクノロジーを開発する企業が多く、その提携先として日本企業を求め、日本市場への進出にも積極的です。

仙台に到着した一行は、午前中にナノテラスを視察し、一般財団法人光科学イノベーションセンターの高田理事長による施設紹介を熱心に聴講しました。

午後には会場を災害科学国際研究所に移し、大内二三夫特任教授から、AOSの理念に関するブリーフィングがありました。また、AOSの東北大学側の責任者である山口昌弘副学長から、本イベントが、今後AOSがゲートウェイとなりつつ、米国スタートアップ企業と日本企業が互いを知る機会となることを期待する旨、挨拶がありました。続いて、ワシントン州商務省日本代表を務める江藤哲郎特任教授によるワシントン州のAIイノベーション・エコシステム解説の後、各社からのピッチセッションが行われました。対面及びオンラインでのハイブリッド開催となった今回のピッチイベントには、本学学生や教員、企業から50人を超える参加がありました。

今回のピッチイベントは、東北大学が良く知る日本企業のニーズを整理し、一方でグローバルのスタートアップが持つ最新のイノベーションとコアコンピーテンスを示す機会を作ることを目的に実施されました。これを受け、9月21日・22日に米国シアトルで開催予定のAOSワークショップでは、精度の高いマッチメイキングに繋がる機会を創出することを目的としています。AOSは、アントレプレナーシップに対する理念として、「高度コンサルテーション」を推進し、B2U2B(Business to University to Business)の体制を打ち立て、将来的に「企業は仙台に来れば新しいものに触れることができ、AOSをとうして世界につながることができる。」という新たな付加価値を生み出すことを目指します。