5月18日(木)、日英大学間連携プログラムJapan-UK Research and Education Network for Knowledge Economy Initiatives(RENKEI)の主催により「RENKEI セミナー:ISPF – accelerating Japan-UK scientific collaboration」が開催され、植木俊哉理事・副学長と小谷元子理事・副学長が登壇しました。
ISPF(International Science Partnership Fund)は、英国科学・イノベーション・技術省が打ち出した新たな研究ファンドであり、本セミナーは、5月12~14日に仙台で開催されたG7科学技術大臣会合の時期に合わせ、同ファンドの紹介と、日英の科学技術力協力や人材育成の可能性について議論を行うことを目的とし、開催されました。
冒頭、RENKEIの日本側共同議長を務める植木理事・副学長が開会の挨拶を行い、本セミナーの開催意義を説明するとともに、創設10年を迎えた本コンソーシアムが、日英間の科学技術力協力や人材育成を推進するプラットフォームとして一層の発展を遂げるよう、加盟校が協力して活動を進めていく旨を述べました。
続いて、本学の小谷理事・副学長、慶應義塾大学の土屋大洋常任理事、ダラム大学のデボラ・リビー教授、及びニューキャッスル大学のパトリック・ダガナー教授の4名がパネリストを務めるパネルディスカッションが行われました。
議論の中で、小谷理事・副学長は、ISPFが掲げる4つのテーマのうちの一つであるResilient Planetに関連し、本学が東日本大震災以来取り組んできたレジリエントな社会づくりを目指す研究や、グリーン未来社会の実現に貢献するために創設した東北大学グリーン未来創造機構の取組などを紹介しました。
4名のパネリストは、理系・文系の枠を超えた分野横断的な研究や若手研究者の育成、研究成果の社会実装等、ISPFがもたらす可能性について活発に意見交換を行い、セミナーは盛会のうちに終了しました。
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【(左)小谷理事・副学長、(右)植木理事・副学長】
【集合写真】
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