米国科学技術政策局副局長一行が本学を訪問しました

2023年5月13日(土)、「G7仙台科学技術大臣会合」開催に関連して、米国科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)ケイ・コイズミ副局長及びマーク・ウェベルス在札幌米国総領事館首席領事らが本学を訪れ、大隅典子副学長ならびに教員・学生との意見交換会や山口昌弘副学長との面会及び国際集積エレクトロニクス研究開発センターの視察を行いました。

意見交換会は、「科学技術分野における女性の活躍促進」というテーマのもと実施され、本学からは大隅副学長ら女性教員2名とサイエンスアンバサダーの学生3名が出席するとともに、米日カウンシルと米国大使館が主催する学生交流プログラム「トモダチイニシアチブ」に参加した本学の学生2名が出席しました。会では、東北大学における女性の活躍推進およびDEI推進のための取り組みについて大隅副学長から紹介された後、科学技術分野における研究者のキャリア形成を取り巻く現状や課題等について幅広く議論され、学生からも自身の経験や意見について積極的な発言がなされました。

意見交換会終了後、コイズミ副局長一行は山口副学長と面会し、山口副学長からは本学の教育・研究における国際共同大学院プログラムや若手研究者育成のための取り組みについて紹介しました。コイズミ副局長からは取り組みに対して様々な質問が寄せられ、米国の事例も交えながら活発な意見交換が行われました。

続いて、コイズミ副局長一行は、国際集積エレクトロニクス研究開発センターを視察し、遠藤哲郎センター長から、本学における半導体分野の研究開発及び産学連携活動等について最近の研究成果も交えながら説明を行いました。コイズミ副局長は説明に熱心に耳を傾けており、半導体分野に対する関心の高さがうかがわれました。

 

【大隅副学長ならびに教員・学生との意見交換会】

 

【山口副学長との面会】

 

【国際集積エレクトロニクス研究開発センターの視察】