現役留学生・同窓生の新たな交流可能性を促進する「Tohoku University Exchange Month」を実施しました

2022年の創立115周年・総合大学100周年記念事業の一環として「東北大学のグローバルネットワークの強化」を目的とし、海外同生と現役留学生らの交流を促進する「Tohoku University Exchange Month」を実施しました。

2022年12月1日~28日の期間に、同国・地域出身、同プログラム出身等、現役留学生及び卒業生、あるいは現役留学生及び本学出身教職員という組み合わせで、合計11組による自発的な交流企画が行われました。これらの企画の経費の一部は本学の全学校友会組織である「東北大学萩友会」から助成されました。

中国出身のGPEM現役留学生と同窓生たち

経済学研究科高度グローバル人材コース(GPEM)の中国出身現役留学生と同窓生のグループが企画した交流会では、餃子を作りながら仙台での生活やGPEMプログラムの勉強のコツなどを共有し、卒業後すぐに何をすればよいか、どのように就職先を見つけるか、などの体験談が話され、14人が参加しました。

研究・キャリアに関するネットワーキングを深める機会として「Latin/Hispanic Christmas Dinner 2022」

また、南米出身の現役留学生・同窓生による「Latin/Hispanic Christmas Dinner 2022」は、東北大学の留学生の中でも少数である南米地域からの東北大学の教職員・現役留学生・同窓生の6人が一堂に集まり、食事会やプレゼント交換をしながら、研究・キャリア関連のネットワーキングを深めました。

タイの現役留学生は、12月7日の東北大学国際功労賞・海外同窓会の表彰式に出席したタイ同窓会の会長であるDr. Seree Supratidと共に震災遺構である荒浜小学校や東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)を訪問しました。現役留学生のThanatith Nakulは、「このような活動を通じて、タイの同窓会会長と直接交流することができ、卒業後はタイ同窓会に関わりたくなりました」と感想を話しました。

タイ同窓会とタイ現役留学生による荒浜小学校への見学と懇談会

その他、アフリカ、インドネシア、ベトナム、ドイツ、モンゴル、韓国、フィリピン、南アジア・中東アジア諸国出身の現役留学生・同窓生による交流会が実施され、合計154名が参加しました。

この企画を通じて、卒業生らがその多様なキャリアを活かして在学生にとっての良きメンターとなることや、卒業生同士が出会い、新たな交流のきっかけとなることなど、豊かな人間関係が生み出されることが期待されます。

 

>>Tohoku University Alumni Network インスタグラムアカウントにて、11組のレポートをご覧いただけます。