大野英男総長は1月23日、日・インド両国のトップ大学の学長級が一堂に会する「日印大学等フォーラム」に出席しました。
本フォーラムは、科学技術振興機構（JST）主催の下、日印間の大学・研究機関間交流の強化と今後の課題解決」をテーマに、日印間の協力を一層促進するための交流基盤の形成を目的として開催されました。インドから10機関、日本から22機関のトップ大学等が参加し、各大学における研究、人材育成などの取組に関する紹介と意見交換が行われました。
会合は第一部と第二部で構成され、第一部では、冒頭の橋本和仁JST理事長、文部科学省及び在京インド大使館代表による挨拶に続いて、日本側からは総長・学長、インド側からは学長・副学長級の参加者が、各大学の取組や今後の交流の展望に関する講演を行いました。
大野総長は、第一部において講演を行い、建学以来「研究第一」「門戸開放」「実学尊重」の３つの理念に基づき社会に貢献するイノベーションを牽引してきた本学の概要を紹介するとともに、ICT分野と宇宙ロボット工学分野を中心に、今後インドの大学との交流が期待される分野における本学の最新の取組を紹介しました。
第二部では、「日本とインドにおける若手イノベーション人材の育成と交流」というタイトルの下、円卓会議が分科会形式で開催され、副学長級による講演と意見交換が行われるとともに、日印間の人材・研究交流を一層促進していく旨の宣言が採択され、フォーラムは盛況のうちに終了しました。
