核融合・電磁工学分野(橋爪・伊藤・江原・程研究室)配属希望の方への情報

当研究室は東北大学大学院 工学研究科 量子エネルギー工学専攻(工学部 機械知能航空工学科 量子サイエンスコース)エネルギー物理工学講座核融合・電磁工学分野(橋爪・伊藤・江原・程研究室)です。

<研究室紹介動画>
Youtubeでも公開しています。
うまく再生できない場合はYoutube版にもアクセスしてみてください。


配属希望の際にはまず、研究室ウェブサイトにある研究教育方針研究内容研究室会(ゼミ) の内容の御確認をお願いします。

また、事前に一度、見学に来ていただいた後に、希望にあった研究室であるかどうかの御判断をお願いします。
(研究室の雰囲気・研究教育環境などについては、配属学生の意見も参考になると思いますので、先生方だけでなく、学生さん達の 話も聞いておいてください。)

なお、研究室ウェブサイトにある研究内容は、配属を希望している工学部1、2年生が理解しやすくなるように意識して制作しています。


高校生の皆さんへ
学部配属を希望されている方へ
大学院配属(M1〜、D1〜)を希望されている方へ
研究室配属に際して
学位授与の基準

留学生の皆さんへ(海外からの留学を希望されている方へ) (和文/in Japanese)
For international students (in English)



高校生の皆さんへ

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橋爪・伊藤・江原・程研究室は、『地上の太陽』核融合炉を実現するため、電磁気・熱・流体等の学問分野を統合したエネルギー総合工学により、核融合炉の先進設計研究に取り組んでいます。
また次世代原子力発電所の安全性向上のための研究を行っています。 "核融合炉の研究開発分野は日本が世界の最先端を誇る分野です。
ぜひ、皆さんもこのチャレンジングな研究に一緒に取り組んでみませんか?



橋爪・伊藤・江原・程研究室は、「東北大学 工学部 機械知能・航空工学科 量子サイエンスコース」に 所属しています。
当研究室で、核融合炉の先進設計を一緒にしたい方、次世代原子炉の基盤技術を学びたい方は、 工学部 機械知能・航空工学科への入学を目指して頑張ってください。
また、毎年、7月末に行われるオープンキャンパスでも研究室公開を行っておりますので、 是非、見学に来てください。


研究の様子(研究内容の詳細についてはこちら


@ 核融合炉用超伝導マグネットの先進設計(分割型高温超伝導マグネットの開発)
小型のプロトタイプを製作しました。普段は液体窒素を使って高温超伝導体の実験を行っています。
マサチューセッツ工科大学(米国)や核融合科学研究所(岐阜県土岐市)と共同研究を行っているテーマです。


A 液体窒素熱流動実験・金属多孔質体を用いた伝熱促進技術の開発
−196℃の液体窒素の熱流動実験を通して、分割型高温超伝導マグネットの冷却システムの開発を行っています。


B 先進液体ブランケット(自己冷却型 液体Li/V合金ブランケット)の開発
写真は液体Li/V合金ブランケットに適用することを提案している三面複層コーティング流路です。
カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(米国)の実験施設で、この流路を用いて液体金属の流動試験を行いました。
この大規模実験は日米協力事業核融合分野TITAN計画の一環として行われました。


C ダイバータ冷却技術の開発
ダイバータは核融合炉で最大の熱負荷を受ける機器です。
ロケット打ち上げ時の噴射ノズルの熱負荷と同程度の熱負荷に長期間耐えなければなりません。
そのための冷却技術として、金属多孔質体や旋回流を用いた先進冷却技術の開発を行っています。
写真は金属多孔質体と実験で用いているプラズマガンです。
金属多孔質体を用いて冷却すると銅にプラズマガンでプラズマを照射しても溶けません!


学部配属を希望されている方へ

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橋爪・伊藤・江原・程研究室は、「東北大学 工学部 機械知能・航空工学科 量子サイエンスコース」に 所属しています。
現在の東北大学工学部のシステムでは、機械知能・航空工学科の学生が橋爪・伊藤・江原・程研究室に 配属になることができます。
高専から編入試験を受けて3年次に編入する場合も、橋爪・伊藤・江原・程研究室に配属になるためには 機械知能・航空工学科に所属する必要があります。
年によってコース選び、研究室配属のルールが変わる可能性があるので、その年のルールに従って コースおよび研究室を選択してください。



<参考資料>

機械知能・航空工学科2年生への紹介資料

・2006年度2年生対象(PDFファイル 2.5MB
・2007年度2年生対象 2008年2月21日(PDFファイル 2.3MB
・2008年度2年生対象 2009年2月17日(PDFファイル 3.7MB
・2009年度2年生対象 2010年2月17日(PDFファイル 3.5MB
・2010年度2年生対象 2011年2月17日(PDFファイル 3.0MB
・2011年度2年生対象 2012年2月24日(PDFファイル 3.4MB
・2012年度2年生対象 2013年2月20日(PDFファイル 3.7MB
・2013年度2年生対象 2014年2月19日(PDFファイル 4.0MB
・2014年度2年生対象 2015年2月18日(PDFファイル 3.5MB
・2015年度2年生対象 2016年2月17日(PDFファイル 4.6MB
・2016年度2年生対象 2017年2月15日(PDFファイル 3.6MB
・2017年度2年生対象 2018年2月19日(PDFファイル 6.8MB
・2019年度3年生対象 2019年4月2日(PDFファイル 4.5MB


<見学受付>

機械・知能航空工学科のカリキュラムに従った見学日に見学に来る場合は事前の連絡は必要ありません。
(機械・知能航空工学科の学生の方はなるべく、指定の見学日に見学に来てください。)
それ以外での見学を希望される方は(外部の方対象)、電子メールにて事前に橋爪教授へ見学希望の 連絡をお願いします。
(なお、電子メールで連絡する場合は、「宛先(To):橋爪教授、Cc:研究室の他の教員」としておくと 確実です。)

メールアドレスの情報


大学院配属(M1〜、D1〜)を希望されている方へ

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橋爪・伊藤・江原・程研究室は、「東北大学 大学院工学研究科 量子エネルギー工学専攻」に 所属しています。
院試では、量子エネルギー工学専攻に所属できるカテゴリのものを受験してください。
(詳しくは東北大学が発表する募集要項をご覧ください。)


<見学受付>

見学を希望される方は(外部の方対象)、電子メールにて事前に橋爪教授へ見学希望の 連絡をお願いします。
(なお、電子メールで連絡する場合は、「宛先(To):橋爪教授、Cc:研究室の他の教員」としておくと 確実です。)

メールアドレスの情報



研究室配属に際して

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当研究室においては各自の研究活動に自主性を強く求めております。
研究活動・学業とプライベートのバランスをうまくとって双方を充実させるように努めてください。
研究室の研究教育体制、ゼミのやり方、研究室ルールなどについて、研究教育効果の向上のために学生からの改善提案があれば、 積極的に取り入れていますので、配属になった学生さんは色々と御意見ください。
ゼミの終了時間の厳守など、これまで多くの意見が取り入れられています。)
下記は当研究室における基本ルールの一部です。


学位授与の基準

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 受動的に、ただ言われたことをやりました、という状態では、橋爪・伊藤・江原・程研究室では卒業研究/修士研究/ 博士研究を行ったとはみなしません。学部およびそれ以前のいわゆる勉強と比べ、より主体的な行動、 そして問題解決能力が評価されます。 具体的な研究成果に関しては研究テーマに大きく依存しますので一概には言うことは出来ませんが、 以下を実現出来ていることが当研究室における最低限の基準になります。


留学生の皆さんへ(海外からの留学を希望されている方へ)

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学部生としての配属を希望する場合

橋爪・伊藤・江原・程研究室は、「東北大学 工学部 機械知能・航空工学科 量子サイエンスコース」に 所属しています。
現在の東北大学工学部のシステムでは、機械知能・航空工学科の学生が橋爪・伊藤・江原・程研究室に 配属になることができます。
まず、東北大学 工学部 機械知能・航空工学科に入学し、そこからコースと研究室を選ぶことになります。
(工学部 機械知能・航空工学科の入学試験については、工学部の入試のページを確認してください。)
年によってコース選び、研究室配属のルールが変わる可能性があるので、その年のルールに従って コースおよび研究室を選択してください。

<見学受付>

見学を希望される方は(外部の方対象)、電子メールにて事前に橋爪教授へ見学希望の 連絡をお願いします。
(なお、電子メールで連絡する場合は、「宛先(To):橋爪教授、Cc:研究室の他の教員」としておくと 確実です。)

メールアドレスの情報


研究生および大学院生(修士および博士)としての配属を希望する場合

橋爪・伊藤・江原・程研究室は、「東北大学 大学院工学研究科 量子エネルギー工学専攻」に所属しています。
私たちの研究室に参加したい場合、まず量子エネルギー工学専攻の大学院試験に合格する必要があります。
研究を行う、講義を受講するのに必要な最低限の英語(ex. TOEFL iBTのスコアが70点以上)あるいは日本語(ex. 日本語能力試験でN1またはN2合格)の能力を有していることが求められます。

研究生として、私たちの研究室に参加したい場合、まず、橋爪・伊藤・江原・程研究室スタッフ(橋爪教授、伊藤准教授、江原准教授、宍戸助教)にE-mailで連絡してください。
その際、以下の質問への回答を含めてE-mailを送ってください(注:以下の質問への回答がない場合には研究室配属依頼を受け付けません)。

(1) 大学院修士課程(博士課程前期2年の課程)または博士課程(博士課程後期3年の課程)への入学
以下の方針に同意できますか?
私たちの研究室は、「大学院に進学して私たちの研究室に配属を希望する留学生」しか、研究生としては受け入れていません。 また、大学院試験に合格するまでは研究をさせません(研究をするために十分な学力を有しているかを判定するためです)。
大学院試験を受験すること、合格した場合、私たちの研究室に配属して研究をすること、を約束してください。
(多くの留学生は、私たちの研究室に研究生としてまず入学し、通常、半年後に大学院入学試験を受験し、それに合格して、修士課程あるいは博士課程に進学します。)

(2) 経済的支援
東北大学の学費、住居生活費を十分に確保することができますか?
私たちの研究室は留学生に対して、経済的支援をしていません。
(ただし、文部科学省、東北大学、または他の機関による奨学金に応募することはできます。)

(3) 希望する大学、研究室、研究分野
東北大学以外、私たちの研究室以外にも、配属希望(参加希望)の依頼を送っていますか?
私たちの研究室のどの研究テーマに興味がありますか? (希望する研究テーマを与えられるかわかりませんが、私たちの研究室が行っている別の研究テーマをやることになっても構いませんか?)
どういった研究分野、学問分野に興味がありますか? (もし、興味がある分野が私たちの研究室の研究分野と異なる場合、他の適切な研究室を紹介できるかもしれません。)

(4) 履歴書と推薦状
履歴書(成績表、研究経験なども含めてください)と指導教員(大学の学部・学科の長、あるいは所属研究室の教授)からの推薦状を送ってください。

研究室スタッフで上記質問への回答、履歴書、推薦文を確認します。
その後、Skype、Google Meet、Zoom、MS Teamsなどを使って面談をし、研究室受け入れを許可するかどうかを決めます。