Tag Archives: 近代仏教

繁田著『「悪」と統治の日本近代』刊行!

本ゼミ所属のポスドク・繁田真爾先生は博士論文を踏まえた単著『「悪」と統治の日本近代――道徳・宗教・監獄教誨 』を法藏館から刊行しました。井上哲次郎(1856-1944)や清沢満之(1863-1901)、そして明治期の教誨制度を検討しながら、近代日本における「悪」の問題に迫る画期的な作品です。早速、「仏教と近代」研究会のブログで、書評が掲載されましので、ご関心のある方は是非、一読ください。先日に開かれた刊行祝賀会に武蔵野大学准教授で宗教学者の碧海寿広先生も参加され、盛り上がりました。繁田先生の益々のご活躍をお祈り申し上げます!

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クラウタウ先生が駒澤大学の禅ブランディング事業シンポジウム「仏教における『禅と心』の探求」に登壇!

本ゼミ教員のクラウタウ先生が2019年7月20日に、駒澤大学の禅ブランディング事業シンポジウム「仏教における『禅と心』の探求」に登壇しました。先生は「原坦山と近代日本仏教」報告し、後に駒澤大の仏教学者・石井公成先生と心理学者・谷口泰富先生、そして舞鶴高等専門学校の宗教学者・吉永進一先生と肩を並べ、パネルディスカッションを行いました。近代日本の「禅」を宗教思想史的な視点から考える重要な会となり、会場もほぼ満席でした。

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ゴダール先生がアジア研究協会(AAS)パネルセッションに参加

先週、ゴダール先生はアジア研究協会(Association for Asian Studies, AAS)がアジアの各地で開催しているAAS-in-Asiaの学術大会に参加してきました。今回の大会はバンコックで開かれ、「アジア」を対象とする世界中の多くの宗教学者・歴史学者・社会学者などが集まりました。先生は今回、「Rising Lotus: Rethinking Nichirenism in Twentieth Century Japan and East-Asia」(20世紀の東アジア・日本における日蓮主義・再考)のパネルセッションのorganizerとして参加し、パネルはその他に東北大学名誉教授の佐藤弘夫先生、佛教大学教授の大谷栄一先生、そして大阪大学研究員のユリア・ブレニナ先生も参加されました。パネルの趣旨等は、下記の通りです。 「In an era of Asia “rising” it is important to reflect on earlier calls for a “rising Asia” in the past. When Japan rose to prominence … Continue reading

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クラウタウ先生がヨーロッパ宗教学会(EASR)で報告

本ゼミ担当教員のクラウタウ先生が2019年6月28日に、タルトゥ大学(エストニア)で開催されたヨーロッパ宗教学会(European Association for the Study of Religions, EASR)のパネルセッションで、報告してきました。セッションはシカゴ大学院生のParide Stortini氏が企画し、その他にゲント大学のMick Deneckere先生、ハイデルベルク大学大学院生のBruce Grover氏も報告しました。パネルの趣旨は、下記の通りです(各報告の要旨等はこちら)。 Session: Rethinking Modernity, Change and Continuity in Japanese Buddhism in the Meiji period (1868–1912) Session Abstract Taking the occasion of the 150th anniversary of the Meiji Restoration (Meiji Ishin … Continue reading

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第27回日本近代仏教史研究会研究大会での本ゼミ生の報告

2019年6月1日に開催された第27回日本近代仏教史研究会研究大会(於東洋大学)で、本ゼミ所属の多くの院生が報告してきました。今回のシンポジウム「井上円了/哲学館/近代仏教」は、円了没後100年を記念としたもので、佛大教授の大谷栄一先生に加え、東洋大の佐藤厚先生および三浦節夫先生もご登壇されました。大谷先生の新仏教論は特に、刺激的でした。お疲れ様です! 楽星(D2) 「大陸に立つ―昭和期における大谷光瑞とアジア主義―」 亀山 光明(D1) 「念仏と戒律 ―釈雲照『十善戒法易行弁』を中心として―」 簡冠釗(D1・文学研究科日本史研究室所属) 「大正新脩大蔵経と対支文化事業―中国寄贈事業を中心に―」 山口陽子(M2) 「加藤咄堂の排耶思想 ―仏教公認教運動を背景として―」 呉佩遙(M2) 「信仰言説と雑誌『新仏教』―境野黄洋を中心として―」 ジュリオ・ナシメント(M1) 「世紀転換期における大内青巒の在家仏教観」

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岩田先生ご講演「近代仏教の布教方法――近角常観と東北大学」

2019年5月16日に、岩田文昭先生(大阪教育大学教授)が近角常観(1870-1941)を軸に、大正期の学生文化や近代仏教建築を広く紹介されました。近角のネットワークも確認しつつ、近代における仏教と精神分析との関係を語る上でキーパーソンである古沢平作(1897-1968)への影響も取り上げられました。終了後の懇親会でも話が続き、「生きがい」としての近角研究を主張されました(笑)。岩田先生、仙台までお越し頂きありがとうございます! Prof. Iwata Iwata gave a fabulous talk at Tohoku University on the popularity of Chikazumi Jōkan in Taisho period Japan, student culture, and modern Buddhist architecture. There was also a Chikazumi branch in Sendai with Tohoku University students. pic.twitter.com/n4fjziTiS9 … Continue reading

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