2018年度より東北大学の人文社会科学系全部局の協働による「日本学国際共同大学院」がスタートしました。この博士前期・後期課程一貫の学位プログラムは、新しい日本学のプラットホーム構築を目指し、現代社会の課題に挑むリーダーを養成します。プログラム学生には奨学金が支給され、海外の大学での一学期の滞在費も、支援されます。
日本学国際共同大学院に選抜されるには、どうすればよい?
本ゼミに所属し、ゴダールとクラウタウの下で研究する博士前期課程の学生も、選抜の対象となります。選抜を目指す院生は、博士前期課程(修士課程)の一年目(M1)後期に、本学で「日本学メソドロジー基盤 A」という科目を受講しなければなりません(←これがまず大条件です)。
「日本学メソドロジー基盤 A」の受講中になりますが、当該年度の11月に出願書類を日本学国際共同大学院支援事務室に提出し、12月に研究テーマについてのプレゼンテーションを行います。
審査は出願書類、日本学メソドロジー基盤 A の成績、そしてプレゼンテーションにより総合的に行われます。結果は3月下旬までに通知され、選抜された院生にはM2からD3まで奨学金が支給されることになるのみならず、海外留学――東北大は多くの大学との協定を締結しています――の支援も受けられます。
なお、本プログラムでは英語能力も求められますので、こちらに関心のある方はTOEFLやTOEICの準備をされることもお勧めします。
本ゼミ担当教員のゴダールおよびクラウタウは、欧米での広いネットワークをもっており、留学も検討している方にいろいろなチャンスを提供できます。また、本ゼミでは英語でディスカッションする時間も設けていますので、語学の面でも安心して留学に備えることができる環境です。日本学国際共同大学院に関心があり、本ゼミへの進学を検討している方は、お気軽にお問合せください。