2025年10月17日、スウェーデン・王立工科大学(KTH)からアンダーシュ・セーデルホルム学長らが本学を訪問し、冨永悌二総長、植木俊哉理事・副学長(総務・国際・学術資源担当)、山口昌弘副学長(教育改革・国際戦略担当)、伊藤彰則工学研究科長、丸田薫流体科学研究所長らと会談しました。
会談では、冨永総長よりセーデルホルム学長に対し、本学へのご来訪に対する歓迎の意が伝えられました。続いて、本学とKTHとの大学間協定に基づく交流が本年は25周年を迎える節目にあたり、これまでに流体科学研究所を中心に、さまざまな分野で活発な研究活動が展開されてきたこととともに、教育交流では、両大学間で実施されているダブルディグリープログラムが、最も成功している事例の一つであると述べました。その後、植木理事より、本学が採択された国際卓越研究大学についての説明がなされました。
セーデルホルム学長からは、冨永総長に対し、国際卓越研究大学である本学への期待が述べられるとともに、両大学間における多方面での順調な交流に対する感謝の意が示され、今回の訪問は、両大学のパートナーシップに対する深い理解と信頼を再確認し、今後も協力関係を継続・発展させていく意思を共有する機会であるとの発言がありました。特に、本学が推進する5つの中核的研究クラスター(材料科学、スピントロニクス、未来型医療、災害科学、環境・地球科学)を中心とした、さらなる研究交流の深化に対して強い関心が寄せられました。
会談後には、セーデルホルム学長ご一行と、本学工学研究科の伊藤彰則科長、森谷祐一工学部インターナショナルオフィス副室長、船山亜意同オフィス助手、粕壁善隆グローバルラーニングセンター特任教授との間で、既存の大学間ダブルディグリープログラムの更なる発展に向けた意見交換が行われました。
今回の訪問を機に、両大学間研究・教育分野における協力が、より一層実りあるものとなることが期待されます。

集合写真︓冨永総長(前列右から3番目)、セーデルホルム学長 (前列中央)

工学研究科、グローバルラーニングセンターとのダブルディグリープログラムに関する懇談後集合写真:伊藤工学研究科長(右から3番目)、セーデルホルム学長 (右から4番目)
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