
5月15日~16日の2日間、米国シカゴ大学において第2回量子アライアンス共同ワークショップを開催し、本学から量子科学分野の研究者19名及び学生5名、シカゴ大学及びArgonne National Labから28名の合計52名が参加しました。このワークショップは、量子科学分野における共同研究、学生交流、産業界との連携及びスタートアップの促進を目的に、本学とシカゴ大学が2023年に共同で立ち上げた量子アライアンス”Chicago-Tohoku Quantum Alliance”の活動の一環として実施されました。
ワークショップ初日の冒頭では、本学を代表して大野英男総長特別顧問、シカゴ大学を代表しDavid Awschalom教授が挨拶を行い、これまでのシカゴ大学との連携交流、当該アライアンス締結の経緯及び今後の展望と期待について述べました。研究発表は2日間に渡って実施され、量子科学分野の8セッションで24件の研究発表と議論、研究ラボ視察を行いました。

また、ワークショップ2日目には、大野英男総長特別顧問とDavid Awschalom教授のリードで研究交流による共同研究項目の探索を目的に議論が行われた他、将来の量子技術の担い手である学生のパネルディスカッションも行なわれ、シカゴ大学とのネットワーキングを行う貴重な機会となりました。


シカゴ大学とは今回のワークショップ開催をきっかけとした連携アクションとして、量子技術に関するコンピュテーション連携、ナノテラス活用及び材料解析の連携、量子物理及び量子シミュレーションの連携、大学院生及び若手研究者の双方向交流、等を推し進めていく予定です。
▶プレスリリース|東北大学とシカゴ大学が新たな量子アライアンスを発足
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/06/press20230606-01-cqe.html
▶シカゴ大学との量子アライアンス発足記念共同ワークショップを開催しました
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/10/news20231017-chicago.html
▶オープンキャンパスでシカゴ大学-東北大学量子アライアンス特別展示を実施しました
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2024/08/news20240809-qa.html
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