留学生受入れ120周年記念行事を開催しました

2024年10月29日(火)、留学生受入れ120周年記念行事としてワークショップおよびレセプションが開催されました。これは、中国の文豪魯迅をはじめとする本学にとって初めての外国人学生が本学に入学してから120年という節目の年を迎えたことを記念して執り行われたものです。
ワークショップには、魯迅のご令孫である周令飛氏、周令一氏および周寧氏、中国駐日本国大使館から杜柯偉 教育処公使参事官、中国駐新潟総領事館から崔為磊総領事、文部科学省から佐藤邦明 高等教育局参事官(国際担当)をお招きしたほか、市民団体の会員や本学役員を合わせて約70名が出席しました。
最初に主催者である冨永総長よりビデオメッセージによる開会の挨拶が行われ、冨永総長は魯迅とその恩師である藤野先生との関わりが、現在の本学と中国を始めとする諸外国との活発な交流の礎になっているとし、今後も多くの留学生を受け入れるとともに国際的に貢献する多彩な人材を育成するべく、充実した教育環境の醸成に向け努力していきたいと述べました。
また、本学史料館の加藤諭教授からは魯迅と東北大学との関わりについて講演があったほか、山口昌弘副学長および中国駐日本国大使館の杜柯偉 教育処公使参事官から日本や本学と中国との学術交流の現状と展望等について講演がありました。さらに、2022年度の藤野先生記念奨励賞受賞代表者である田東婷氏から、自身の東北大学での学びや恩師との深い交流について講演が行われました。
続いて行われたレセプションでは、参加者の間で和やかな懇談が行われたほか、周令飛氏から冨永総長へ記念品の贈答も行われ、盛況のうちに行事は終了しました。

【ワークショップの様子】

【レセプションの様子】