ルンド大学副学長およびMAX IV所長が本学を訪問しました

5月20日(月)、スウェーデン・ルンド大学のヴィクトル・オーヴォル副学長およびスウェーデンの次世代放射光施設・MAX IVのオロフ・カリス所長が本学を訪問し、大野総長特別顧問、植木俊哉理事・副学長ならびに杉本亜砂子理事・副学長との面会などを行いました。
今回のオーヴォル副学長とカリス所長の訪問は、5月18日(土)に行われたナノテラスの運用開始記念祝賀会および5月20日(金)に行われたナノテラスとMAX IVの連携協力にかかる覚書締結式へご一行が出席したことに伴って実現したものです。面会では、ナノテラスやMAX IVなどを通した学術界と産業界との連携・協力のあり方について活発に意見交換が行われたほか、生命科学分野を始めとした、ナノテラスとMAX IVとの連携に留まらないより幅広い分野での両校の協力可能性について議論が行われました。またカリス所長からは、MAX IVでは医学・薬学分野での応用研究が活発であることが紹介されるとともに、ナノテラスが持つ当該分野での応用に向けた可能性について言及がされました。面会では、次世代放射光施設間での連携も含め、両校の多様な分野における関係強化を図っていくことで一致し、面会は和やかな雰囲気の中で終了しました。
また面会後、オーヴォル副学長とカリス所長は災害科学国際研究所と東北メディカル・メガバンクを視察したほか、翌5月21日(火)には国際集積エレクトロニクス研究開発センター(CIES
)を視察しました。ご一行はいずれの施設における説明にも熱心に耳を傾けており、東北大学の研究取組に対する関心の高さがうかがえました。

【大野総長特別顧問との面会の様子】

【災害科学国際研究所の視察】

【東北メディカル・メガバンクの視察】

【CIESの視察】