拠点長:金森 義明(東北大学大学院工学研究科・教授)
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拠点開設日:2022年6月1日

  • 国内初のメタマテリアルを専門とする研究開発拠点を開設。
  • メタマテリアルを用いた革新的光制御・センサデバイスの実現と社会実装を目指す。
  • 国際的に優れたメタマテリアル研究者と開発意欲のある民間企業が集うコンソーシアムの形成を目指す。
  • 次世代通信技術「6G」をはじめ、情報通信、ナノ・マイクロ光学、ロボティクス、医療・バイオ、エネルギーなど幅広い分野に向けた産業展開に期待。

概要

光など電磁波の自在なコントロールを可能にする人工光学物質「メタマテリアル」が注目されています。
負の屈折率の実証(2000年)は光学の常識を覆し、空想であった透明マントが現実味を帯び、産業界の市場は拡大の一途をたどっています。

メタマテリアルは、対象とする電磁波の波長よりも小さな単位構造体を利用して、磁気的・電気的性質を設計することで、従来の電磁波(光)制御技術の限界を突破し得る革新的材料・技術です。
海外にはメタマテリアル研究拠点があり、優秀な若手研究者や民間企業研究者が集う革新的テクノロジー創出の場となっています。

メタマテリアルは応用分野が幅広く、異分野融合研究が不可欠です。
本拠点はメタマテリアルをコアテクノロジーとする以下の革新的研究開発を主軸に、これらを社会実装するための国際的拠点形成を目指します。

  • Beyond 5G/6G通信用メタマテリアルの開発
  • ロボット用メタマテリアルの開発
  • バイオ・メディカル用メタマテリアルの開発
  • カーボンニュートラルに向けたメタマテリアルの開発
  • メタマテリアルの製造基盤・先端計測技術の開発

次世代通信技術「6G」をはじめ、情報通信、ナノ・マイクロ光学、ロボティクス、医療・バイオ、エネルギーなど幅広い分野の産業展開を見据え、研究開発を推進します。

さらに、学理に基づく革新的基盤技術を創出するとともに、産学共創研究による応用デバイス開発を促進するなど、国際的に優れたメタマテリアル研究者と開発意欲のある民間企業が集うコンソーシアムの形成を目指します。

また、金森義明教授が研究代表者として推進しているJST-CREST「時間変調メタマテリアル非線形フォトニクスの基盤構築(グラント番号JPMJCR2102)」の研究開発拠点としての役割も果たします。

参考

2022年6月13日 東北大学プレスリリース
メタマテリアル研究革新拠点を開設 - 国内初「メタマテリアル」を専門とする研究開発センター -https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/06/press20220613-01-metamaterial.html
2022年3月10日 東北大学プレスリリース
6G通信向け電波制御材料 安価に大量生産 - 世界初 部材として供給可能な三次元バルクメタマテリアルを開発 -
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/03/press20220310-01-6g.html
2020年12月3日 東北大学プレスリリース
6G次世代通信に向けたテラヘルツ波の高度な制御技術 - THz波の透過性と位相を変えられるメタマテリアルを開発 -
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2020/12/press20201203-01-6g.html