シリーズ 青葉山 181 タニウツギ
筋の斜面をピンクの花で彩っていたタニウツギ。
夏の蒸し暑い夜には、葉の裏で繰り広げられたヒグラシの神秘的な羽化のシーンも見た。
花が散ってからもう半年。乾いた果実は果皮を広げ、中から種子がこぼれ落ちている。この種子を食べに、きょうはどんな野鳥がやってくるだろうか*。
スイカズラ科の落葉低木。
その名の通り山地の谷間や渓流沿いで、5-6月ころ枝いっぱいに淡いピンクの花を咲かせます。主に雪の多い日本海側に分布するとされていますが、仙台付近でもふつうに見られます。
* タニウツギを目当てに野鳥がやってくるかどうかは疑問です。