シリーズ 青葉山 123 ヒグラシ
午後7時25分。 土中からはい出した幼虫が、 タニウツギの幹をらせん状に上り始めた。 羽化場所の葉の裏で背中が割れ始めたのは2時間後。
完全に伸びきった羽が、ランタンの光に浮かび上がったのは午後10時半。
ヒグラシ Tanna japonensis Distant セミ科 羽抜け殻はよく葉の裏や木の幹についており、植物園でも随所で見かけます。 セミは成長過程で生活圏が地上(ふ化)→地中(幼虫)→地上(成虫)と大きく変わるために、体の形態にも大きな変化が見られます。上の写真でもわかるように、幼虫は土を掘るため太く丈夫な前足を持っています。また、地中生活しかしない2-4齢の幼虫は眼が退化しています。 → ヒグラシ(青葉山113)
ヒグラシ Tanna japonensis Distant セミ科
羽抜け殻はよく葉の裏や木の幹についており、植物園でも随所で見かけます。
セミは成長過程で生活圏が地上(ふ化)→地中(幼虫)→地上(成虫)と大きく変わるために、体の形態にも大きな変化が見られます。上の写真でもわかるように、幼虫は土を掘るため太く丈夫な前足を持っています。また、地中生活しかしない2-4齢の幼虫は眼が退化しています。
→ ヒグラシ(青葉山113)