上高原研究室では環境・生命との調和を生み出す材料の創製を目指しています!


東北大学大学院環境科学研究科 先進社会環境学専攻 環境素材設計学分野(上高原研究室)のホームページです。

現在 様々な材料が利用されていますが、持続可能な社会を構築するためには
環境科学の観点からの材料のデザインが必要です。

本研究室では、生命現象や自然現象と、材料の相互作用についての基礎学術に立脚し、環境科学の観点から
環境と調和し、さらには積極的に生命や自然に働きかけ新しい調和を生み出す材料デザインの探求を行っています。


上高原研究室は、暮らしを豊かにする "環境・生命との調和を生み出す材料の創製" を目指して
多面的に研究を進めています

 

ニュース

2024年 3月26日【イベント】
本日は学位授与式がありました。
静間帆香さん、樋山颯さん、水越千誉さん が 東北大学工学部機械知能・航空工学科 を卒業しました。
伊藤佑一郎さん、長浜陵大さん が 東北大学大学院環境科学研究科 博士課程前期(修士課程) を修了しました。

修士論文
<伊藤 佑一郎:リン酸八カルシウムを主体とする微構造制御可能なセメントの作製と評価>
<長浜 陵大:異なる担持方法による銀担持リン酸八カルシウム球状顆粒の作製と抗菌性人工骨としての評価>

卒業論文
<静間 帆香:生体吸収性高分子により細胞や微生物を保持したリン酸カルシウムセメントの作製>
<樋山  颯:人工骨セメント用途の抗菌金属を固溶させたα型リン酸三カルシウムの作製に関する研究>
<水越 千誉:電気泳動堆積によるアルギン酸ゲルの形成と鉄酸化細菌固定>

樋山颯さん、水越千誉さん は博士課程前期(修士課程)に進学し、引き続き研究活動を続けます。


2024年 3月15日【学会発表】
日本セラミックス協会2024年年会 が 熊本県熊本市 熊本大学黒髪キャンパス にて開催されました。
当研究室からは以下の1名が口頭発表を行いました。
<上高原教授>「球状多孔質顆粒を用いた多孔質リン酸八カルシウムセメントの作製と評価」


2024年 3月 4日【学会発表】
British Council が主催する国際シンポジウム "Multinational Symposium on the Resilient Planet" が
インド の デリー で開催されました。
当研究室からは以下の1名がポスター発表およびパネルディスカッションを行いました。
<D2 Upasana Jhariya (ウパサナ ジャリヤ)>
「Significance of morphologically distinct biogenic jarosite particles in selenate removal from wastewater」


2024年 2月 6日【科研費/研究助成】
梅津助教の申請課題が 東北大学大学院環境科学研究科DOWA寄附講座
第2回環境研究シーズ育成支援事業(DOWAシーズ育成事業)にて継続課題として採択されました。
 研究課題:『電気化学的手法を利用した微生物の新しい分離凝集技術の開発』2024年2月-2025年3月
 研究代表者:梅津将喜
 研究分担者:上高原理暢


2024年 1月25日【論文掲載】
2023年5月に 粉体および粉末冶金 に掲載されました 伊藤佑一郎さん、上高原教授らの研究論文 の
英訳版が Materials Transactions で公開されました。
 論文題目:『Preparation and Evaluation of Cements Using Spherical Porous β-Tricalcium Phosphate Granules』
 著者:Ito Yuichiro, Kato Hiromu, Umetsu Masaki, Kamitakahara Masanobu
 掲載誌情報:Materials Transactions, Vol.65, Issue 2, (2024) p.212-217
 DOI : https://doi.org/10.2320/matertrans.MT-Y2023006