北海道から九州までの全国に広く分布し繁殖します。北日本のものは冬に北方へ移動します。集落や農耕地の周辺・川原・低木のある開けた環境に生息します。昆虫やムカデ・カエルなどの小動物をとらえ、木の刺や小枝に刺しておく「はやにえ」の習性があり、秋にもっとも目立ちます。テリトリーを確保し春の繁殖につなげるために秋から冬にさえずります。これを特に高鳴きといい、園内周辺でもよく聞きます。春早いうちから繁殖し、巣立った雛に給餌している姿が見られます。
モズのはやにえについてはこちらもご覧下さい → ミズキ(青葉山195)