青葉山周辺ではあまり目にしない植物ですが、林縁や草原に生育し高さが約1.5mにもなるので、花が咲いていれば長さ20-30cmの白い花序は遠くからもよく目立ちます。根茎を漢方で「升麻(しょうま)」と称して解熱などに用います。「サラシナ」の名は若芽をつんで水にさらして食べたことに由来するとされています。
スジグロシロチョウ
Pieris melete Menetries
シロチョウ科
スジグロシロチョウはモンシロチョウ(青葉山97)に近縁で形態もよく似ています。春から秋まで成虫が見られ、モンシロチョウよりやや暗い環境(林縁から林内)を好み、非常に幅広い花を訪れて吸蜜します。