シリーズ 青葉山 154 チカラシバ
紫色の穂が、太陽の光を浴びて輝いている。
手で触れてみた。瓶を洗うブラシにでも使えそうなぐらい固い。
名前の由来もすぐ分かった。引き抜こうとしても難しく、茎も切れない。
全国の低山や道端に生えるイネ科の多年草。
チカラシバ Pennisetum alopecuroides (L.) Spreng. イネ科
果実は動物によって散布されます。といっても食べられるわけではなく、果実の先の芒(のぎ)にある細かい上向きの毛で動物の体毛に絡まって運ばれます。