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「インターディシプリンによる新しい地域研究の研究手法の探求」ワークショップ

本研究会は、プロジェクト「インターディシプリンによる新しい地域研究の研究手法の探求」の一環として行われるものです

[ ワークショップテーマ ]

新たな地域研究方法の創出を目指して:移動・流動とインフラに関する越境的比較研究

Thinking a New Interdisciplinary Approach in Area Studies: Transboundary Comparative Study on Mobility, Fluidity and the Infrastructures


ポスター

[ 概 要 ]

 科学技術の発展や社会変容にもとない、ヒトやモノだけでなく情報や価値、技術、権力等の移動のあり方やそれらの越境の意味も変化してきた。移動のグローバル化・多様化・日常化により世界が大きく変化するとともに、ひとつの学問領域では理解しきれない側面があらわれた。それぞれの地域の事情に応じた分野横断的な共同研究が求められている。

 そこで、本ワークショップでは、移動に関する諸事象・諸問題をテーマに、若手地域研究者が各自の学問的領域における調査・分析手法を紹介しつつ自身の研究報告を行う。そして、参加者が互いの手法を共有し合い、また自らの備える特徴と限界を認識し、どのように互いに接合できるかを考えることを通して、新しいインターディシプリンな地域研究方法を模索することを狙う。

 ロンドン大学SOASは、アジア・アフリカ地域を対象とした西欧における人文社会系地域研究のひとつのハブである。ここでユーラシア諸地域と東アフリカ地域を研究対象とした本ワークショップを行うことにより、日本の研究が得意とする実証分析を重視して地域の特殊性を探り出す手法を提示し、また西欧で展開してきた普遍性の高い理論を抽出する手法をとりいれることで、現実と理論を結び直し議論を深化させることができる。

○日程

2018年9月17日(月) 10:30-

○会場

Room 250, SOAS Main Building, SOAS University of London, London, UK
MAP

○お問い合わせ

東北アジア研究センター 内藤 寛子
メールアドレス::hiroko.naito.d1*tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)