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ようこそ巨視的量子物性研究室へ

本研究室では、物質合成を基盤にした総合的研究を通して、磁性・超伝導・トポロジカル相などの強相関電子系の物理を探求しています。既存の枠組みでは記述できない新奇な巨視的量子物性を発見することを究極の目標に定めています。

本研究室は、2014年4月に発足した研究室です。私たちと共に新しい強相関電子系の物理を拓く若き才能を求めています。配属に興味のある方は、是非気軽に研究室の扉を叩いて下さい。

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研究室紹介動画はこちら (音声が出ます)

Q & A

  • 研究室はどんな雰囲気ですか?
    2024年10月現在、メンバーは学生が10名程度に、大串教授、今井准教授、秘書の宮内さんで構成されています。学生たちはとても賑やかで仲が良く、空き時間にはサッカーの試合観戦や映画鑑賞、ボードゲーム、キャッチボールなどで遊んだりしています。もちろん、やるときは一生懸命やります。普段のコミュニケーションがはかどれば研究も協力し合ってうまくいくことが多いです。
  • 研究の内容はどんな感じですか?
    学生一人一人がテーマを与えられ、それに沿って実験を進めていきます。現在取り組んでいるテーマは、ピエゾ磁性体や交代磁性体、高圧合成、強誘電体、超伝導体などです。基本的な流れとしては、まずは結晶の作成を目指します。次に、X線回折やSEM、TG-DTAなどを用いて欲しい物質が合成されたことを確認したら、電気抵抗率や比熱、磁化率、歪みなどの物性を測定します。最後に、測定データを解析し、解釈を加えていきます。実験はうまくいかないことの連続で苦労することもありますが、仲間と協力して徐々に成功に近づいていくという経験は非常にやりがいがあります。
    併せて以下のリンクもご覧ください。
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  • コアタイムはありますか?
    基本的にはありません。週初めのチェックインミーティングと週一回の進捗報告セミナー、輪読ゼミへの参加は義務付けられていますが、その他の時間は自分の好きなように使うことができます。現在は、平日朝9~10時ごろに研究室に来て夕方17~18時ごろに帰る方が多いです。もちろん、土日に研究室に来る必要はありません。学会前などはその限りではありませんが…(中の人のぼやき)
  • アルバイトや部活・サークル活動をしながら研究活動をすることはできますか?
    全く問題ないです。実際、今のメンバーの中にもアルバイトやサークル活動をしている方が多くいます。教授陣はそのあたりには寛容で、学生の都合を考慮してくれます。

最近のできごと

  • イベント 芋煮会を開催しました(24/10/09)→詳細
  • 論文投稿   “Structural and Electronic Properties of RuX3 (X = Br and I) under High Pressure”
    が「Journal of the Physical Society of Japan」に掲載されました(24/8/23) →詳細
  • 論文投稿   “Piezomagnetic properties in altermagnetic MnTe”
    が「PHYSICAL REVIEW MATERIALS」に掲載されました(24/3/13) →詳細 
  • 論文投稿   “Magnetism in the Kitaev quantum spin liquid candidate RuBr3”
    が「PHYSICAL REVIEW B」に掲載されました(24/1/31) →詳細
  •  論文投稿   “Insulator-metal transition in Ru(Br1-xIx)3 with honeycomb structure”
    が「PHYSICAL REVIEW B」に掲載されました(24/1/24) →詳細
  •   論文投稿   “Pressure-induced switching of electronic nematicity in the iron-based ladder materials BaFe2(S1-xSex)3”
    が「PHYSICAL REVIEW B」に掲載されました(23/9/12) → 詳細
  •   論文投稿   “Magnetic and spin-orbit exciton excitations in the honeycomb lattice compound RuBr3”
    が「PHYSICAL REVIEW B」に掲載されました(22/11/22) → 詳細
  •   論文投稿   “Light-induced magnetization driven by interorbital charge motion in the spin-orbit assisted Mott insulator α-RuCl3”
    が「PHYSICAL REVIEW Research」に掲載されました(22/8/19) → 詳細
  •   論文投稿   “Enhanced anisotropic magnetoresistance in the odd-parity multipole-ordered conductor Ba1−xKxMn2As2”
    が「PHYSICAL REVIEW B」に掲載されました(22/6/28) → 詳細
  •   論文投稿   “Persistent Spin–Orbit Mott Insulating State in Highly Compressed Post-Perovskite CaIrO3”
    が「Journal of the Physical Society of Japan」に掲載されました(22/3/28) → 詳細
  •   論文投稿   “Pressure-Induced Superconductivity in Iron-Based Spin-Ladder Compound BaFe2+δ(S1-xSex)3”
    が「Materials」に掲載されました(22/2/14) → 詳細
  •   論文投稿   “Zigzag magnetic order in the Kitaev spin-liquid candidate material RuBr3 with a honeycomb lattice”
    が「PHYSICAL REVIEW B」に掲載されました(22/1/26) → 詳細
  •   動画投稿   “東北大学 大串研究室 高圧合成実験”の動画を
    YouTubeにアップロードしました(21/10/5) → 詳細
  •   動画投稿  東北大学オープンキャンパス2020 理学部 物理学科の研究室紹介として
    “磁気の世界”の動画をYouTubeにアップロードしました(20/8/10) → 詳細
  •   動画投稿  “梯子型鉄系化合物BaFe2(S1-xSex)3における軌道秩序”の動画を
    YouTubeにアップロードしました(20/8/2) → 詳細

これより以前のできごとはこちら


内部用