日本金属学会第172回春期講演大会参加報告(M1:齋藤)

こんにちは、笠田研究室の齋藤隼輝です。今回は3/7~3/15の期間に東京で開催されました日本金属学会 2023 年第172 回春期講演大会(以下、春の金属学会)に参加してまいりましたので、その報告をさせていただきます。

日本金属学会の講演大会は春期と秋期の年2 回あり、どちらも日本全国から材料を主な研究テーマとする研究者の集まるイベントです。今回の講演大会は東京大学駒場キャンパスにてオーラルセッションが、東京都立産業貿易センター浜松町館にてポスターセッションが開催され、自分はポスターセッションにて「ODS-Cu中の微細酸化物分散粒子に及ぼすZr添加の影響」という題目で発表させていただきました。

会場では、他の参加者の皆様から多くの質問や意見をいただくことができました。特に、実験で得られた数値の解釈について、多くの先生方から様々なご指摘やアドバイスをいただくことができ、自身の研究を深めるにあたって非常に有意義な時間を過ごすことができたと思います。それだけでなく、優秀ポスター賞をいただくこともできました。この場をお借りして感謝申し上げるとともに、今後も研究に熱心に取り組み、次回の学会では自身の研究テーマに関する更なる進捗を報告できるよう頑張ります。

自分の発表のみならず、他の参加者の皆様の発表を聞かせていただいたことも非常に良い経験となりました。特にポスターセッションでは、自分より学年が下の学部生や高校生の参加者の方でも興味深い研究に取り組み、その内容を明瞭にポスターにまとめていて、自分もますます頑張らねばなるまいと気を引き締めることができました。またオーラルセッションを聴講させていただいた際には、自身の研究テーマに関連した内容に取り組まれている先生や学生の方の発表を拝聴し、特にこれまで自身が知らなかった実験手法や材料評価の視点について、新たな知識を得ることができました。

過去にこの学生ブログの中で先輩方も述べられていますが、やはり学会参加は準備期間も合わせて自身の研究をより深く理解し、また自身になかった新しい視点を得る上で非常に有効であると思います。ほかの参加者の方の発表を聴くことも参加しなければできない特別な体験です。このブログ記事を読んでくれている特に後輩、また笠田研究室での研究生活に興味を持ってくれている学生の皆さん、一歩踏み出して参加すると新しい世界が広がりますヨ!

静謐の東京大学駒場キャンパス
ポスターセッション会場の東京都立産業貿易センター浜松町館
渋谷上空をフライパスする羽田空港の着陸機に興奮

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