2025年度JST国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」にてヨハネスブルク大学院生が当研究室を訪問しました.
2025.11.17 お知らせ

昨年度に引き続き、2025年11月9日(日)からの5日間、本研究室では国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」により、南アフリカ共和国ヨハネスブルグ大学から大学院生7名を研修生として受け入れました。
本プログラムでの学生受け入れは今回で3回目、ヨハネスブルグ大学からの受け入れは2回目となり、継続的な学術交流の深化が期待される取り組みとなっています。
プログラム2日目の11月10日(月)は、当研究室にて研究内容の紹介をおこなったのち、輪王寺を訪問し、日本の伝統文化に触れる時間を設けました。その後、関連する医工学研究室の見学をおこない、実際の研究環境を肌で感じてもらいました。夜には、双方の学生が語り合う交流懇談会を実施し、活発な意見交換がおこなわれました。
11月11日(火)には、本プログラムに合わせて開催されたワークショップに、駐日南アフリカ大使館よりハリヴ・ジェピー公使(科学・イノベーション・教育担当)を迎えました。ワークショップでは、両大学の学生が自身の研究成果を発表し、多様な研究テーマに基づく議論が交わされました。ジェピー公使からは、若手研究者の交流が日南ア両国の学術発展に寄与するとの期待が述べられ、参加者にとって大変励みとなる機会となりました。
11月12日(水)には、東北大学青葉山新キャンパスに位置する次世代放射光施設「ナノテラス(NanoTerasu)」を訪問し、施設見学をおこないました。世界最先端の研究インフラを間近に見ることができ、学生たちは高度な科学技術がどのように材料科学や生命科学へ応用されているかについて強い関心を示していました。
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