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TEL. 022-795-7407

〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-20

講義と実習LECTURE & PRACTICE

基礎科学の講義とシミュレーションの講義と実習

これまでの実績として、令和３年度および令和4年度に「硬質材料環境科学人材養成（履修証明）プログラムおいて、令和5年度に寄附講座として実施した。 講師は、本研究室の教員に加え、外部講師を招聘して実施した。令和6年度も寄附講座として実施予定。

[授業の目的・概要及び達成方法等]
WC-Co超硬合金などの硬質材料は、自動車製造などの日本の製造業を支える非常に重要な材料である。それらの硬質材料を、環境資源問題と材料特性等を調和させるための講義を行う。超硬合金の製造、状態図、焼結、強度、変形などの基礎論を講義する。シミュレーション手法として、モンテカルロ法、有限要素法、離散要素法などについて説明する。超硬合金の組織形成，状態図、特性，破壊、性能に関するコンピューターシミュレーションを学ぶ。タングステン、コバルト等の希少金属の削減・代替、リサイクル技術などを議論する。 上記の項目を通して硬質材料環境調和設計学を修得する。

[授業計画]
1 　超硬合金と硬質材料の概要と歴史
2　 超硬合金の製造
3 　超硬合金の状態図
4 　超硬合金の焼結、組織形成
5　 超硬合金の強度、破壊
6　 超微粒超硬合金の組織と性質
7　 超硬合金の高温変形
8　 超硬合金の変形とCo移動
9　 サーメット、耐食合金
10　硬質コーティング、切削工具
11　耐摩耗工具
12　セラミックス、ダイヤモンド・cBN
13　超硬合金の資源問題論、硬質材料の将来展望
14　シミュレーション技術概論
15　超硬合金の組織形成および特性のシミュレーション

東北大学大学院　環境科学研究科
松原研究室

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