アヤメの仲間はカキツバタやハナショウブに代表されるように、水辺の植物というイメージがありますが、生育地はかなり多様で、アヤメやヒメシャガのように比較的乾燥した土壌を好む種も存在します。
ヒメシャガは庭に植えられているのを見かけることがありますが、野外では減少傾向にあるようです。環境庁が97年の夏に取りまとめた新しい植物版レッドリストで「準絶滅危惧(NT)-現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種」に指定されています。
*→ ヒメシャガの花のアップ
→ 園内の貴重な植物(ヒメシャガ)