シリーズ 青葉山 71 オオルリ
グイスが姿を消したササの茂みを抜ける。山道は沢へと降りていた。
「ピーリリ、ポイヒーピピ」。頭上で美しい歌声が聞こえたが、若葉に隠れその姿は見えない。
突然歌がやみ、林の中の低い枝にオオルリが舞い降りた。 るり色の背中をちょっとだけ見せ、また木の頂へ。
ヒタキ亜科。初夏に東南アジア方面から日本などに渡来し、青葉山でもヒナをかえす。全長16.5cm。
(河北新報社提供 初出 1991.5.13)
オオルリ Cyanoptila cyanomelana スズメ目 ヒタキ科 夏鳥として、北海道から九州までの丘陵・山地で繁殖します。渡りの時期には市街地でも観察されます。昆虫が主な餌のようです。岩の窪みなどに苔などを巣材として巣を作ります。雄は目立った木の梢で大きな声で、明け方によくさえずります。竜ノ口渓谷や園内では4月下旬から観察され、複数のつがいが繁殖しているようです。モミの木や横に突き出た枯れ枝でさえずっています。 美しい体色は色素ではなく構造色です。死んだ個体や羽を潰すとその色はあせてしまいます。
夏鳥として、北海道から九州までの丘陵・山地で繁殖します。渡りの時期には市街地でも観察されます。昆虫が主な餌のようです。岩の窪みなどに苔などを巣材として巣を作ります。雄は目立った木の梢で大きな声で、明け方によくさえずります。竜ノ口渓谷や園内では4月下旬から観察され、複数のつがいが繁殖しているようです。モミの木や横に突き出た枯れ枝でさえずっています。 美しい体色は色素ではなく構造色です。死んだ個体や羽を潰すとその色はあせてしまいます。
夏鳥として、北海道から九州までの丘陵・山地で繁殖します。渡りの時期には市街地でも観察されます。昆虫が主な餌のようです。岩の窪みなどに苔などを巣材として巣を作ります。雄は目立った木の梢で大きな声で、明け方によくさえずります。竜ノ口渓谷や園内では4月下旬から観察され、複数のつがいが繁殖しているようです。モミの木や横に突き出た枯れ枝でさえずっています。
美しい体色は色素ではなく構造色です。死んだ個体や羽を潰すとその色はあせてしまいます。