シリーズ 青葉山 70 ウグイス
たちの歌声に耳を澄まして山道を歩く。新緑の樹上で、オオルリの声も聞こえる。
足元から茶色っぽい鳥が飛び出しササの茂みに隠れた。
ケッキョ、ケキョ...。近くに巣があるのだろう。"警戒音"を出して落ち着きなく移動している。
↑クリックで少し大きく
華やかな夏鳥に比べると、地味で姿もなかなか見せてくれない。
しかし古くから"春告げ鳥"などと呼ばれ、生活にも深くかかわってきた。
おなじみの「ホーホケキョ」は繁殖期の"さえずり"。繁殖期以外は「チャ、チャ」という"地鳴き"に変わる。 ヒタキ科。留鳥だが寒冷地のものは、冬に暖地へ移動。
おなじみの「ホーホケキョ」は繁殖期の"さえずり"。繁殖期以外は「チャ、チャ」という"地鳴き"に変わる。
ヒタキ科。留鳥だが寒冷地のものは、冬に暖地へ移動。
(河北新報社提供 初出 1991.5.11)
ウグイス Cettia diphone ヒタキ科ウグイス亜科
写真でもわかる通り、ウグイスは茶褐色をしており鶯色ではありません。梅に鶯といいますが、それはメジロと間違えてのことのようです。梅に鶯を見ることはほとんどありません。