シリーズ 青葉山 151 マユタテアカネ
ユタテアカネが飛び交う池は、子づくりの季節。
成熟した雄は、真っ赤に色づいたおなかを見せ、自分の縄張りを雌が通るのを待ちわびている。
水際に、交尾を終えたカップルが飛んできた。雄が雌を誘導している。
突然、後ろの雌が、尾の先で湿地をつつき始めた。二匹つながっての産卵だ。トランポリンをするように、リズミカルに上下動を繰り返し、泥の中に卵を産み付ける。
雄の警護付きの産卵は無事完了...、したはずだが、なおもつながったまま、池の日だまりの中に消えていった。
トンボ科。体長38mm。
マユタテアカネ Sympetrum eroticum eroticum Selys トンボ科 素人目には眉に見える斑紋が顔にあることが特徴です。水辺に多くみられます。 掲載済みのアカネ属(Sympetrum)のトンボ → マイコアカネ(青葉山138 トチバニンジン) → マユタテアカネ(ノシメ型、青葉山154チカラシバ)
掲載済みのアカネ属(Sympetrum)のトンボ → マイコアカネ(青葉山138 トチバニンジン) → マユタテアカネ(ノシメ型、青葉山154チカラシバ)