シリーズ 青葉山 148 シロヨメナ
の役者が二人並んだ。パックリと開いたクリのイガ、中の実はどこへやら。
それに、今にも踏まれてしまいそうなかれんな花は、シロヨメナ。キク科の植物だ。
白や淡紫色の花をつける野菊は、似た者同士が多い。
ノコンギク*、ユウガギク、そしてこのシロヨメナ。区別に頭を悩ませられるが、詳しくは「総苞片(そうほうへん)」や実の毛の状態で見分ける。
紅葉にはまだ早いこの時期、野菊の仲間がいなかったら山道はどんなに寂しいだろう。
多年草。「嫁菜」は、シラヤマギクの「婿菜」に対してつけられた。
シロヨメナ Aster ageratoides Turcz. subsp. leiophyllus (Franch. et Savat.) Kitam. キク科 一号道路沿いなどの林縁や路傍、明るい林床にふつう。 * → ノコンギク
一号道路沿いなどの林縁や路傍、明るい林床にふつう。 * → ノコンギク
* → ノコンギク