シリーズ 青葉山 114  オニヤンマ 


 

 


 

  
ンボの王者はきょうも、いつものコースをパトロール中。林縁を直線的に悠然と飛んでいる。

 

顔の部分をクローズアップで見てみよう。濃い緑色の複眼は、2万個もの個眼が集まったもの。

この"高性能レーダー"は、空中を飛んでいる獲物をまず逃すことはない。素早い動きで体を反転させ、大きなあごで捕らえてしまう。

 

右は、7月中旬に水辺で見つけたヤゴの抜け殻。長さは約4cmだが、羽化した後の体長は二倍にもなる。


 

 (河北新報社提供 初出 1991.8.2)

 

オニヤンマ
Anotogaster sieboldii Selys
オニヤンマ科

体長95-100mm、北海道〜沖縄に分布。園内にも生息しており、植物園本館と森の間の空間を「巡回」しているのが見られます。ずいぶん近くまでやって来て窓越しにときどき目があいます。