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第4回東北大学若手研究者アンサンブルワークショップ開催報告

 2018年7月4日に、電気通信研究所本館において「第4回東北大学若手研究者アンサンブルワークショップ」を開催し、105名の方にご参加いただきました。本ワークショップでは、分野横断的・学際的な共同研究への展開のきっかけとなることを目的とし、ショートプレゼンテーション・ポスター発表および交流会を行いました。昨年度よりアンサンブルグラントの研究分担者の対象が全学の研究者に拡がったことを反映し、附置研究所のみならず研究科からも多数のご参加を頂くことができました。
 ご参加・ご協力頂きましたこと心より御礼申し上げます。





[ 概 要 ]

日時 2018年7月4日(水)
会場 電気通信研究所 大会議室、エントランスホール
参加者数 105名
研究発表数 77件(他、研究所・センター・機構・企画紹介11件)

[ 表 彰 ]

【優秀ポスター賞(10件)】
  • 福原 洸(通研)「生き物を理解するための構成論的アプローチ」
  • 中安 祐太(多元研)「食・エネ地域自給率100%の里山型エコハウスの建築」
  • 水谷 大二郎(災害研)「インフラマネジメントに対する数理的アプローチ」
  • 松平 泉(医学系研究科)「涙の数だけ強くなれるのか?逆境に打ち勝つ力"Resilience"の研究」
  • 山本 孟(多元研)「温めると縮む負熱膨張物質の設計と合成」
  • 甲斐 洋行(工学研究科)「フラクタル枝分かれの開放型流路による液滴収集機構」
  • 吉田 慎哉(工学研究科)「錠剤サイズの「飲む体温計」の開発と応用」
  • 遠藤 彩瑛(文学研究科)「古代ローマ美術にみる風景表現の一考察 当時の自然観と自然災害による影響との関連から」
  • Wang Xiyue(通研)「Activity-Characterizing Toy Blocks for Behavioral Assessment」
  • 上根 直也(流体研)「水分子吸着壁面における気体分子散乱特性の分子動力学解析」

【奨励賞(2件)】
  • 中西 亮(AIMR)「分子スピントロニクスを目指した単分子磁石内包カーボンナノチューブの創製」
  • 叶 茂鑫(文学研究科)「The Role of Social Capital in Disaster-related Mortality Reduction: The Case of 3.11 Tsunami in Fukushima Prefecture, Japan」

[ アンケート結果 ]

【ワークショップに参加した感想】
楽しかった 78 %
普段聞けない分野の話が聞けてよかった 76 %
異分野への理解が進んだ 33 %
共同研究の話が始まりそう 33 %
友達ができた 46 %
準備が大変だった 0 %

【懇親会は】
あってよかった 82 %
なくてよかった 0 %
不参加 15 %
無回答 2 %

【2018年度アンサンブルグラントについて】
是非応募したい 41 %
共同研究者が見つかれば応募したい 37 %
応募するつもりはない 16 %
グラントの趣旨がわからない 0 %
その他 2 %
無回答 4 %

【寄せられたご意見】
  • 全体の流れはよかったと思います.ポスターセッション,開始前は2時間は長いかなと思っていましたが,フタをあけてみるとちょうど良い,もしくは短くも感じました.中だるみ間も無いように思いました.もう30分長くても良かったかもしれません.
  • 昨年に引き続き、たいへん楽しませていただきました。素晴らしい企画だと思います。
  • 活気があって良い会だったと思います。
  • 今回のような、全ての研究分野の発表会は、予想外の発表が聞けるのが良いところでした。しかしこの分野の方と相談したい、というような具体的な希望があって参加する場合には、その分野の研究者が参加していない等、効率が悪いケースがあると思います。分野を絞った研究会を別途設けても良いのでは、と感じました。
  • 運営お疲れ様でした。楽しく参加できました。研究所ツアーはあったほうがもっと楽しいので、次回に期待します。
  • マッチングサイトの入力を、東北大学全教員必須にしてみては?
  • 周知を早めにお願いします
  • 見学が無かったのは残念だったが、時間の割り当てが今回が最もちょうどよかった。
  • 会議室の席がもう少し多ければよかった
  • 建前上異分野との交流が重要であるというのは理解できるが、共同研究が事実上不可能な分野もあるはず。今回行われたものよりもより小規模な分野間の連携の場(少なくとも科学系・文学系を分けた場の開催など)を設けてほしい。加えて、すべての人にプレゼンテーションをさせる必要がわからない。事前にスライドを提出しているので、HP上でそれをまとめて公開しておけば必ずしも必要ではなくなり、その分ポスター説明の時間に回すなどできるのではないでしょうか。
  • 継続して開催してほしい。
  • 内容も興味深く、プレゼンも上手く、大変感銘を受けました。
  • ポスター発表の時間帯に、飲み物などのあるところには、人がたくさんいたが、離れた場所(受付側やトイレ付近)には、人の流れがほとんどなく、閑散としていたように思いました。
  • 今自分が新しく取り組む実験手法などについて,専門の先生に(気兼ねなく)色々話を伺えて,大変有意義でした.


○お問い合わせ

学際科学フロンティア研究所 鈴木 一行
内線:92-4353
メールアドレス:suzukik*fris.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)