お知らせ｜東北大学附置研究所・センター連携体

研究所若手アンサンブル研究会開催報告

2016年1月21日(木)、22日（金）に、研究所若手アンサンブル研究会を開催しました。参加者は、当初50名を予定しておりましたが、招待講演者2名を含めて47名となりました。トラブルなくスケジュールを計画通りに消化でき、参加者間の交流は、かなり深められたと感じました。

招待講演では、人工心臓の製品化に関する紹介があり、研究開発要素に材料、流体、機械、生体応答など多分野の話が含まれたこともあり、講演終了後も各所で講演者との質疑応答が交わされた模様です。

研究発表としては、本年度の研究所アンサンブルグラント採択課題10件について、概要が説明され（15分／件）、活発な質疑応答がありました。また、グラント採択課題の説明者以外の参加者も、各自の研究活動などについてのショートプレゼンテーションを行い、研究所間の相互理解の場となりました。

JAXA角田宇宙センターの見学では、研究者向けの内容を設定していただき、最後にJAXAの各研究グループの責任者との意見交換会も開かれました。その中でJAXA側からは本学との連携に対する期待を強く示され、JAXAには機械系の出身者が多いため、材料やセンサー、電子回路について本学に相談できると助かるが、窓口がわかりにくかったり、期待通りではなかったりするので、お互いに顔が見えるような工夫がほしいなどのコメントをいただきました。

参加者アンケートを行ったところ、本会のプログラム全般について概ね好評でした。今後のグラント公募に関しても、実施した場合に応募意欲が高いことが明らかになりました。