お知らせお知らせ|東北大学附置研究所・センター連携体

  1. トップページ
  2. お知らせ
  3. 研究所若手アンサンブルワークショップ開催報告

研究所若手アンサンブルワークショップ開催報告

2015年7月23日(木)に、東北大学片平さくらホールにおいて、「研究所若手アンサンブルワークショップ ~第1楽章: 友達から始めよう~」が開催され、招待講演者2名を含めた、122名の方にご参加いただきました。本ワークショップは、分野横断的・学際的な共同研究への展開のきっかけとなることを目的とし、ショートプレゼンテーションとポスター発表、研究所ツアー及び交流会を行いました。

ショートプレゼンテーションとポスター発表

招待講演者の発表2件、特別企画1件を含めた、85件の発表がありました。それぞれの発表に対する1分間のショートプレゼンテーションと2つのセッションに分けての各80分間のポスターセッションを行いました。参加者には各セッションごとにご投票いただき、以下の8件の優秀ポスター賞と2件の奨励賞を選びました。

優秀ポスター賞

津村耕司(学際科学フロンティア研究所)「観測ロケットで宇宙の明るさを測る」
福原洸(電気通信研究所)「自律分散制御側から切り拓く四脚ロコモーションの発現機序」
王欣(災害科学国際研究所)「スマートデバイスを用いたリアルタイム構造振動計測手法の開発」
椋平祐輔(流体科学研究所)「地下開発により増加する誘発地震リスク」
當真賢二(学際科学フロンティア研究所)「ブラックホールからエネルギーを取り出す物理」
前田しほ(東北アジア研究センター)「ソヴィエト・ロシアの戦争記念碑: ナショナリティの形成と象徴」
小澤祐市(多元物質科学研究所)「ベクトルビームレーザー光の発生と超解像イメージング」
河底秀幸(原子分子材料科学高等研究機構)「次世代型リチウムイオン電池の開発」

奨励賞

平恭紀(加齢医学研究所)「医工連携が切り拓く人工臓器の未来」
早瀬元(学際科学フロンティア研究所)「低密度多孔体をデザインする: 超低密度透明エアロゾル・マシュマロゲル」

研究所ツアー

ポスター発表終了後には各研究所の研究施設を見学する研究所ツアーを行いました。研究所ツアーではA、Bの2つのコースに分かれていただき、Aコースでは、片平キャンパス(多元物質科学研究所、電気通信研究所、流体科学研究所)と星陵キャンパス(加齢医学研究所)を、Bコースでは、片平キャンパス(原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)、金属材料研究所)と青葉山キャンパス(東北アジア研究センター、災害科学国際研究所、学際科学フロンティア研究所)を見学していただきました。Aコースで26名、Bコースで20名の方にご参加いただきました。

交流会

研究所ツアー後に片平さくらホールにて交流会を行い、58名の方にご参加いただきました。交流会では学際科学フロンティア研究所所長の佐藤正明教授にご挨拶いただき、受賞者の表彰も行いました。

多くの方にご参加いただき、ポスター発表では活発な議論もなされ、研究所ツアーでは各研究所の皆様のご協力もあり、参加者の方からご好評をいただけました。本ワークショップにより、研究所間の連携がより密になり、学際的・分野横断的な研究のきっかけとなることが期待されます。