日本金属学会第176回講演大会参加報告(B4:小川)

はじめまして、笠田研究室学部4年の小川和希です。
この度2025年3月8日~10日で、東京都立大学南大沢キャンパスにて開催されました、日本金属学会第176回講演大会に参加してきましたので、その報告をしたいと思います。

この日本金属学会は、過去にも多くの笠田研究室の学生や教員が参加している学会でして、今回も大勢で現地入りしていました。今回私はポスターセッションにて「メソスケールヘテロ組織を有する鉄基ODS合金の強度特性および変形挙動」という題目で発表しました。初めての学会でしかも初日ということもあり緊張していましたが、いざ始まると多くの方に見に来ていただき、1時間半が一瞬で終わった感覚でした。セッション中にはODS合金の専門家や結晶組織の専門家の方々と議論することもでき、この先研究をしていく上で非常に参考になる意見を沢山頂けました。自分のポスターセッションは後半だったので、前半は他の方々の発表を見る機会がありましたが、研究のデータ量の多さやその内容、まとめ方の上手さを実感しましたし、今後の学会発表に活かしたいと思いました。

大会2日目と3日目にはオーラルセッションが行われ、興味のある発表を一日中聞きまわっていました。特に自分の研究と関連するヘテロ組織やODS合金についての発表は大変勉強になりました。他大学の研究者の発表を聞く機会は今まで無かったので、このような学会に参加してよかったと思いました。

また、今回の学会は自分の英語へのモチベーションを上げるきっかけにもなりました。自分のポスター発表では留学生の方にも見ていただいたり、逆にオーラル発表では外国人の研究者が発表するのを聞いていましたが、もう少し自分に英語力があればより深く議論できたり、より内容を理解できるのにと思うことが多く、修士課程では英語力向上にも努めていきたいと思いました。今年の9月に静岡で開かれるICFRM-22という国際会議にも参加する予定なので、それまでに英語での発表にも慣れ親しんでいきたいと思います。

都立大で食べたヒレカツカレー(大)。東北大のより多く感じました(笑)
発表後に笠田研参加者、横国大の先生、都立大の先生や学生さんと一緒に食べたピザ。大変おいしかったです!

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