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クワトロセミナー(2014.10~2020.11) 文系共同研究談話会(2023.11~)
東北大学文系4研究科合同で、「東北大学文系4研究科人文・社会科学におけるクワトロセミナー」を定期的 に開催し部局横断的な研究交流を実施しています。
第16回目から、再び知の創出センターと連携して開催することとなりました。
第5回 第4回 第3回 第2回 文系共同研究談話会第1回 クワトロセミナー第24回
第25回 第24回
第23回
第22回
第21回
第20回
第19回
第18回 第17回
第16回 第15回
第14回 第9~13回
第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回
文系共同研究談話会第5回
第5回 2024年9月27日(金)
時間
14:00~16:00
開催方式
東北大学文系URA室よりMeet配信
題目
講演題目①「AIと共に学ぶ:高等教育の新たなパラダイム」
講演題目②「音とイメージの関係性を探る:音象徴の紹介」
話題提供者
閆琬新(教育学研究科・助教)
ラエフスキー アレクサンドル(文学研究科・助教)
司会者
楊妍(国際文化研究科 特任助教)
閻先生からのコメント:ChatGPTのようなAIの登場により、高等教育は大きな変革に直面している。AIの使用は学習の質低下を懸念させる一方、個別化された支援や将来の就業に向けた重要性も認識されている。本発表では、プログラミングとアカデミックライティングの授業実践を通じて、学生とAIの効果的な関係構築について検討する。
アレクサンドル先生からのコメント:言語学の父と呼ばれるFerdinand De Saussureによると、言葉の持つ意味とその音との間には関係がないとされている。しかしながら、心理学と言語学の研究では音声とイメージとの間に関連性があると報告されている。
具体的に、「O」は「I」より大きく、有声子音は無声子音より強く感じるなどのパターンがあり、母語に関係なく様々な実験で示されている。そして、日本語の特徴であるオノマトペも音象徴の例にひとつであり、感覚に影響を与えると考えられている。
私たちは普段無意識に言語を使っているが、実際、言語の音には様々な謎が眠っている。この謎を皆様に紹介したいと思うので、どうぞお楽しみに!
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文系共同研究談話会第4回
第4回 2024年7月8日(月)
時間
13:00~15:00
開催方式
東北大学文系URA室よりMeet配信
題目
講演題目①「ジェンダーから考える日本の修養文化」
講演題目②「近世日本における男女観-儒教と神道の間-」
話題提供者
大澤絢子(DEI推進センター・助教)
樊伝燊(文学研究科・博士課程後期)
司会者
楊妍(国際文化研究科 特任助教)
※事前申込制。下記より参加登録してください。
https://forms.gle/d7XkYbBGZcKtrHd18
大澤先生からのコメント:修養とは、主体的に自己の精神や品性を養うことで、人格向上に努める思考や行為をさします。本発表では人格・成功・模範・たしなみをキーワードに、近現代日本の自分磨き文化と修養の男性性/女性性について紹介します。
樊さんからのコメント:近世日本社会の中で、儒家神道の人々が神典に従って社会に対する色々な論説を展開していた。本発表では近世前期の神道著作の分析を通じて、近世男女観の一側面を論じてみたい。
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文系共同研究談話会第3回
第3回 2024年4月12日(金)
時間
13:00~15:00
開催方式
東北大学文系URA室よりMeet配信
題目
講演題目①「近世越後漁村の他所稼ぎ」
講演題目②「中国と欧州急進右翼政党-奇妙な仲間-」
話題提供者
張婷婷(経済学研究科・助教)
譚天(法学研究科・助教)
司会者
楊妍(東北大学経済学研究科 特任助教)
※事前申込制。下記より参加登録してください。
https://forms.gle/rozVYrLyaq9iZgB78
張先生からのコメント:越後地方では、近世以来、他地方へと稼ぎに出向くことを他所稼ぎと呼び習わしてきた。本報告では、この他所稼ぎについて、西蒲原郡の一漁村である角田浜村の事例分析を行い、その内実がどのようなものであったのかを明らかにしてみる。
譚先生からのコメント:
近年、権威主義国家であるロシアと、反移民・難民や社会的保守主義を掲げる欧州急進右翼政党との関係は、ますます注目を集めている。
本発表では、国政選挙のマニフェスト、政党・党首の公式ホームページや公式X(旧Twitter)アカウント、新聞記事、学術文献などの一次・二次資料に基づき、近年の欧州急進右翼政党による対中国政策の全体像を明らかにすることを目指す。
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文系共同研究談話会第2回
第2回 2024年1月10日
時間
15:00~17:00
開催方式
東北大学文系URA室よりMeet配信
題目
講演題目①「フランスのイスラーム:排除と包摂の政治」
講演題目②「近世大名家をめぐる「公」と「私」の相克‐「公私未分離」のなかの大名家族について」
話題提供者
和田萌(国際文化研究科 国際政治経済論講座・助教)
根本みなみ (東北アジア研究センター 上廣歴史資料学研究部門・助教)
司会者
楊妍(東北大学経済学研究科 特任助教)
※事前申込制。下記より参加登録してください。
https://forms.gle/rozVYrLyaq9iZgB78
和田先生からのコメント:本発表では、フランスにおけるムスリム・マイノリティをめぐる政治的諸相について、「安全保障=セキュリティ」の視点から読み解く。
根本先生からのコメント:
本発表では、大名家族の行動や生活に対する「規制」の存在を見ていくことを通じて、「公私未分離」と言われる社会のなかで、大名家の「私」的領域において「公」的な機能がどのように発現したのかを概観する。
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文系共同研究談話会第1回
第1回 2023年11月29日
時間
16:00~18:00
開催方式
東北大学文系URA室よりMeet配信
題目
講演題目①「ポストヒューマンとアダプテーション-『源氏物語』と『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』-」
講演題目②「大学進学における進路選択プロセスに関する日中比較研究-情報収集活動を中心に-」
話題提供者
西原志保 (文学研究科現代日本学研究室・助教) 「ポストヒューマンとアダプテーション-『源氏物語』と『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』-」
林如玉 (高等教養教育・学生支援機構 高等教育開発部門入試開発室・助教) 「大学進学における進路選択プロセスに関する日中比較研究-情報収集活動を中心に-」
司会者
楊妍(東北大学経済学研究科 特任助教)
※事前申込制。下記より参加登録してください。
https://forms.gle/rozVYrLyaq9iZgB78
西原先生からのコメント:本発表では、「人間」の定義や枠組みを問い直すポストヒューマンという概念について紹介した上で、人形表象やサイボーグ的な身体、書くことに注目し、2018年公開のアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を『源氏物語』のアダプテーション(翻案)として読み解く。
林先生からのコメント:
本発表は、日中両国の高校生の大学選択行動の実態比較を目的とする。両国の進学校で学ぶ高校生の大学進学に向けたに焦点を当て、質問紙調査を行った。その結果、日中高校生の進路選択における情報収集活動の行動パターンには質的な違いがあることが分かる。
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次回のクワトロセミナー
準備中
過去のクワトロセミナー
第24回 2020年11月5日
時間
14:30~16:00
会場
東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム推進室よりZoomで配信
題目
感染症と社会への影響~過去、現在、未来~
*卓越大学院プログラム「第6回 コロナ新時代を拓く 東北大学卓越大学院セミナーシリーズ」との共催
講演者と講演題目
小田中 直樹(東北大学経済学研究科・教授) 「感染症の社会経済史的位置 」
馬奈木 俊介(九州大学大学院 工学研究院 主幹教授) 「ニューノーマルを測る」
司会者
日引 聡(東北大学経済学研究科 教授)
開催挨拶
永易 淳 (東北大学経済学研究科 教授)
第24回クワトロセミナーも、第23回と同じく東北大学卓越大学院プログラムのセミナーシリーズ「コロナ新時代を拓く」の第6回目と共催で行います。現在、世界規模でCOVID-19の感染が拡大し、各国の公衆衛生や経済活動に大きな影響を与えており、このコロナウィルスとの共存を模索する新しい時代を迎えています。今回は、過去私たちが経験してきた感染症
(ペスト、天然痘、コレラ、インフルエンザなど) によってその後社会はどのように変わっていったか、今回のコロナ感染症が社会に与える影響はどのようなものかをテーマに、経済学研究科が中心となりオンラインセミナーを開催いたします。
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過去のクワトロセミナー
第23回 2020年10月2日
時間
10:00~12:00
<講演>10:00~11:00
<コメンテーターによるコメント>11:00~11:20 (各5分)
<参加者との討議>11:20~12:00
会場
知の創出センターよりZoomで配信
題目
ポスト・コロナにおける東アジアのグリーン・ニューディールとグリーン・リカバリー
*卓越大学院プログラム「第4回 コロナ新時代を拓く 東北大学卓越大学院セミナーシリーズ」との共催
講演者
明日香 壽川(東北アジア研究センター 教授)
コメンテーター
Gregory Trencher(環境科学研究科 准教授)
川端 望 (経済学研究科 教授)
金丹(東北アジア研究センター 特任助教)
日引 聡 (経済学研究科 教授)
司会者
高倉 浩樹 (東北アジア研究センター 教授)
第22回 2019年2月21日
時間
16:30~18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合研究棟 11階 中会議室
題目
社会科学における脳機能イメージングの使い方
講演者
杉浦元亮 (加齢医学研究所 教授)
司会者
尾野 嘉邦(法学研究科 教授)
行場絵里奈(文学研究科 特任助教/文系URA)
第21回 2019年1月18日
時間
16:30~18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合研究棟 11階 中会議室
題目
はじめてのRStudio:エラーメッセージなんて怖くない
講演者
浅野 正彦(拓殖大学 政経学部 教授)
司会者
尾野 嘉邦(東北大学 法学研究科 教授)
行場絵里奈(文学研究科 特任助教/文系URA)
第20回 2018年11月8日
時間
16:30~18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合講義棟 211講義室 (*会場が変更になりました)
題目
地球外知性(ET)探査における Liberal Arts の役割
~学際的研究がもたらすパラダイムシフトへの試み~
講演者
佐治 晴夫(美宙(MISORA)天文台台長・理学博士(理論物理学))
第19回 2018年10月3日
時間
16:30~18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合講義棟 212小講義室
題目
I科学・技術とwell-being社会~理系・文系の垣根を越えてみよう~
講演者
直江 清隆 (文学研究科 教授)
第18回 2018年6月13日
時間
16:30~18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合講義棟 211小講義室
題目
Interdisciplinary researches and activities on disaster science as lessons from the 2011 Great East
Japan Earthquake and Tsunami
講演者
Anawat Suppasri (災害科学国際研究所 災害リスク部門 津波工学研究分野・准教授)
第17回 2018年3月6日
時間
<午前の部> 9:00~12:00 <昼食・歓談> 12:00~13:00 <午後の部> 13:00~16:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合講義棟 204講義室 (昼食会:同棟1F コモンズスペース)
題目
Scholarly Publishing Seminar at Faculty of Art and Humanities, Tohoku University
講演者
Carole Sargent (米国ジョージタウン大学英文学教授)
第16回 2017年12月5日
時間
16:20~17:50
会場
川内南キャンパス 文科系総合講義棟2階
203→ 211講義室
題目
文系軽視・理系偏重は日本を滅ぼす
講演者
佐和 隆光 (前滋賀大学学長・京都大学名誉教授)
第15回 2017年11月8日
時間
16:30 ~ 18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合講義棟2階 211小講義室
題目
日本学国際共同大学院の開設に向けて
講演者
尾崎 彰宏 (文学研究科 教授)
第14回 2017年7月21日
時間
16:30 ~ 18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階中会議室
題目
学術研究の公共性―人文社会科学がとりうる二つの戦略
講演者
原 塑(文学研究科 准教授)
第9回~13回
知の創出センターのホームページをご覧ください
第8回 2015年6月25日
時間
16:30 ~ 18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階大会議室
題目
人文・社会科学の歴史的方法
講演者
籠橋 俊光(文学研究科 准教授)
伏見 岳人(法学研究科 准教授)第7回 2015年5月19日
時間
16:30 ~ 18:30
会場
片平キャンパス 知の館(TOKYO ELECTRON House of Creativity)3階講義室
題目
帝国の基層 -西アジア領域国家形成過程の人類集団-
講演者
有松 唯 (学際科学フロンティア研究所助教)
討論者
三中 信宏(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
松木 武彦(国立歴史民族博物館教授)第6回 2015年4月30日
時間
16:30 ~ 18:00
会場
川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階大会議室
題目
質的研究のすゝめ -単一事例研究と比較事例研究の作用再考-
講演者
福嶋 路 (経済学研究科 教授)
大畠 菜穂子(日本学術振興会 特別研究員(PD))第5回 2015年2月28日
時間
16:00 ~ 17:30
会場
川内南キャンパス 文科系総合研究棟11階大会議室
題目
人文学 (humanities) の立ち位置 ― 科学史・科学哲学の視点から ―
講演者
野家 啓一(教養教育院総長特命教授)
第4回 2015年1月14日
題目
統計学のネクスト・ステージ ― 公共的社会科学における統計分析の実践と展開 ―
講演者
田中 重人(文学研究科准教授)
尾野 嘉邦(法学研究科准教授)
千木良弘朗(経済学研究科准教授)
司会/討論者
三輪 哲 (教育学研究科准教授)
第3回 2014年12月10日
題目
東日本大震災後の人文社会科学 ― 何を学び、どのような投割を果たすのか ―
講演者
増田 聡 (経済学研究科教授)
青木栄一 (教育学研究科准教授)
松本行真 (災害科学国際研究所准教授)
討論者
新川達郎 (同志社大学大学院総合政策科学研究科教授)
司会
河合晃一 (教育学研究科特任助教)
第2回 2014年11月26日
題目
学際的科学の方法:統計学の新潮流
― ビッグデータとスモールデータのアナリティクス ―
講演者
照井伸彦 (経済学研究科教授)
第1回 2014年10月2日
題目
社会科学の学際的方法論
― コンピューターシュミレーションによる一般的信頼生成プロセスの解明を通じて ―
講演者
佐藤嘉倫 (文学研究科教授)