プログラムについて

事業責任者あいさつ

山口 昌弘

山口 昌弘

事業責任者
(プログラムマネージャー)

東北大学 副学長
(教育改革・国際戦略担当)

 本学は、このたび文部科学省「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業(タイプⅠ・地域等連携型)」において、申請プログラム「共創型国際共修を中心とした包括的国際化の新たな展開と社会価値の創造」が採択されました。
本学は、大学ビジョン(東北大学ビジョン2030)に「国際共修キャンパスの創造」を掲げ、国際共修授業を国立大学最大級に拡充してまいりました。
本プログラムでは、それをさらに発展させ全ての学部学生が、多文化共修リテラシーを身につけ、特色のある6つの学際的クラスターからなる共創型国際共修授業を受講できる環境を整備します。そして、共創型国際共修を他の国際教育プログラムと有機的に連携させ、国際共修による国内学生と外国人留学生の切磋琢磨が、国際的モビリティの向上と留学生の日本での活躍機会の拡大をもたらす好循環を実現します。このことは、国際卓越研究大学で構想されているゲートウェイカレッジとも相補的役割を果たすものです。
本プログラムの推進により、多様な文化的背景を持つ学生達が、多様なステークホルダーと共創して、様々な社会課題の解決に挑戦し、新たな社会価値を創出すること、日本の高等教育の新たなモデルを構築することを目指してまいります。

事業副責任者あいさつ

末松 和子

末松 和子

事業副責任者
(プログラムリーダー)

東北大学 副理事

高度教養教育・学生支援機構
グローバルラーニングセンター長

 東北大学は、国内学生と留学生を共に未来社会を担うグローバル人材と位置付け、国際共修を軸とした教育改革を過去15年間にわたり推進してきました。授業にとどまらず、課外学習活動や国際混住寮など、キャンパス全体で異文化間協働を促進し、学生の国際的視野の拡大、批判的思考力および課題解決力の向上を促す教育環境を整備してきました。
本プログラムでは、これらをさらに発展させ、国際共修活動の必修化、学外ステークホルダーとの連携による社会共創型国際共修授業・活動の拡充(倍増)、派遣・受入プログラムと国際共修の連動促進など、国際共修をキーワードとした包括的な国際教育交流を展開します。これにより、本学に入学した学生が卒業するまでに必ず一度は国際共修授業・活動を体験する機会を創出します。
また、教員研修の充実や学修成果の評価・可視化を進め、日本初の「国際共修ルーブリック」の活用を定着させ、教育の質保証に努めます。さらに、本学のグッドプラクティスを積極的に発信・共有し、日本の高等教育全体の国際化の発展にも寄与してまいります。

ページトップへ