学生向け情報
~僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる~「道程」高村光太郎
この大変有名な詩を読むと、まさに研究とはそのようなものであると感じます。私たちが研究していることは、前に道筋が必ずしも明らかであるものではありません。むしろ、私たちが研究することで初めて、世間に明らかにされ、社会に普及していくものだと思います。答えのない未来を築いていくことが、私たち若者の役目と言えるでしょう。私は、そのような未踏の未来を築くために、継続して努力し続けることが最も大切であると思っています。
研究室に配属される学生さんには、成果ではなく、努力する姿勢を求めます。研究はいつも上手く行くわけではなく、むしろ上手く行かないことの方が多いです。それでも前向きに努力し続けるかどうかが、その後の成果に結びつくのだと思います。 本研究室では、研究はもちろんのこと、卒業する頃には、あらゆる分野において重要なコミュニケーションスキルとリーダシップとが身につくような教育を行います。 一緒に、予測できる未来のもう一つ先の未来へ、夢を描き続けましょう!
あなたたちには無限の可能性があります
GPAに拘っている学生さん、でも、GPAというものさしで人の価値が決まると思いますか?大学受験までの偏差値教育で私たちは自分のものさしを育てることを置き去りにしてきました。大学生の今の時期は、自分のものさしを育むために残された大切な大切な時間です。多くの人は、大学・大学院を卒業して、社会に貢献することが求められるようになってきます。自分のものさしで自分を測れるようになる、「個の確立」を本研究室では支援したいと思います。本研究室では、キャリアディベロップメントアドバイザの国家資格を有する、東公成事務所様のご協力の下、定期的なキャリア面談を実施しています。
ダイバーシティを大切にします
いろんな人がいてこその社会。私は、ちょっと個性的な人が大好きです。もし「私の友だち全員集合!」ということが出来たなら、皆さんにもその証明ができると思います。
グローバル化、高度な情報社会の発展に伴って、個人の生き方・価値観はますます多様化しています。いい大学・いい会社に入って一生を終える人生ではなくなってきています。画一化された価値観ではなく、世の中の変化に柔軟に対応しながらも、どこかに信念を持ち、折れない、あなたの価値観を持ってほしいと思います。確固たる価値観に従うことであれば、あなたの選択を決して否定しません。
コミュニケーションを重視します
さて、上記の前提条件で最も大切だと思うのは、あなたと私のコミュニケーションです。オープンマインドで、コミュニケーションを取ること、それが、私が研究室の学生に求めることです。