Cでは、変数の値(内容)だけでなく、 その変数のアドレス(番地)を参照することもできます。 このアドレスをしまっておく変数をポインタと呼びます。
ポインタを使う際は、次のようにします。
&a
で参照できる。
一般に変数を使う場合は、
名前とサイズを宣言して、値を入れておける「箱」を用意します。
その「箱」の中身(値)を知りたい時は、その変数名を指定すれば
わかります。一方、その「箱」がどこに置いてあるのかは、
その変数名の前に &
をつけて指定します。
この置き場所(アドレス)は、そのときの計算機環境によって変わるものです。
int *b;
のように行う。
b = &a;
のように行う。
*b
で参照する。
他の「箱」の置き場所(の値)を入れておく「箱」を
用意することも可能です。
これが、ポインタ変数です。
ポインタ変数は、その変数名だけを指定したときは「置き場所」を
示す値(アドレス)が返ってきます。また、そこの場所の箱の中身を知りたい時には
その変数の前に *
をつけて指定します。