配列を使う際は、[ ] を使って次のように宣言します。 ２番目の例のように、多次元配列も使えます。
int array1[100]; /* 整数型で100個の要素を持つ配列 */ double data1[100][2]; /* 浮動小数点型で100×2の要素を持つ二次元配列 */
配列を使う場合の注意点は次の通りです。
例えば、array[10]と宣言されたの配列の要素は、array[0]からarray[9]までです。
上に示した例で、要素array[10]は存在しませんが、
この要素名をプログラム中で使ってもエラーは出ません。
けれども、実際には何か別のデータを読み書きしているため、
非常にやっかいなバグ(不具合)の原因になります。
Ｃでは、文字列の最後にはゼロ(値が'\0'である1バイトのデータ)を
つけるよう規定されています。
逆に言えば、このゼロによって文字列の終わりを判断できるようになっています。
このため、実際の文字数よりも1文字分、データが長くなっているので、
余裕をもった大きさの配列を宣言するようにしてください。
arrayと&array[0]とは全く同じことを意味します。